【移動手段】スリランカ旅行完全ガイド ~列車・バス・トゥクトゥク・タクシーアプリ・チャーター車まで網羅~

【移動手段】スリランカ旅行完全ガイド ~列車・バス・トゥクトゥク・タクシーアプリ・チャーター車まで網羅~
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スリランカ旅行に行きたいけれど、現地での移動手段が不安… そんな個人旅行者・家族旅行者の方へ、本記事ではスリランカ国内の主要な「移動手段」を徹底解説します。

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さつき

首都コロンボから古都キャンディ、そして世界遺産のシーギリヤ(シギリヤ)をはじめとする各観光地間の移動方法を網羅し、それぞれのメリット・デメリット、料金の目安、使い方のコツを詳しく紹介します!

鉄道・バス・トゥクトゥク(三輪タクシー)・タクシー配車アプリ・チャーター車など、スリランカで利用できる交通手段をすべて取り上げますので、ぜひ旅のプランニングにお役立てください。

ラクシャン

スリランカは日本の北海道の約0.8倍もの面積があり意外に広大です。

主要観光地は島内各地に点在していますが、鉄道やバスなどスリランカ国内移動の交通網はしっかり整備されており、工夫次第で効率よく回ることができます。

ただし、日本とは道路事情や公共交通の利用環境が大きく異なるため、外務省の海外安全ページでも「スリランカ国内を移動する際には安全な移動手段の確保に努めてください」と注意喚起されています。

本記事では外務省やアメリカ国務省の公式情報も引用しつつ、安全に旅行するための注意点も交えて解説します。

さつき

初めてのスリランカ旅行でも、この記事を読めば現地の移動手段を使いこなし、安心して旅を楽しめるはずです。それでは早速、スリランカの移動方法を一つずつ見ていきましょう!

目次

鉄道で移動する(列車の旅)

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スリランカの鉄道(Sri Lanka Railways)は19世紀イギリス統治時代に整備された路線網で、主要都市同士を結んでいます。

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移動手段としては所要時間が長めで本数も多くないため「効率重視ならおすすめしない」という声もあります。

しかし、スリランカ鉄道は「世界で最も美しい車窓風景」とも称されるほど風光明媚な路線があり、単なる移動以上の旅そのものの醍醐味を味わえる手段です。

鉄道の魅力と主要路線

スリランカ鉄道で特に人気が高いのが、キャンディ~エラ(ヌワラエリヤ方面)を結ぶ山岳鉄道です。

ラクシャン

広大な茶畑と渓谷、美しい滝など南アジア有数の絶景が続くこの区間は、欧米人を中心に観光客にも大人気の路線になっています。途中駅ナヌオヤで降りれば高原リゾート地ヌワラエリヤへアクセス可能です。

また、コロンボ~ゴール~マータラへ南下する海岸沿いの路線もおすすめです。インド洋の青い海を眺めながら走る列車旅は爽快で、特にゴールまでは観光客にも利用しやすい区間と言えます。

路線網は大きく3系統に分かれ、上記の山岳地帯ルート(コロンボ~キャンディ~バドゥッラ)、海岸ルート(プッタラム~コロンボ~ゴール~マータラ)、北部ルート(コロンボ~ジャフナ方面)があります。

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北部方面は内戦で一時不通でしたが、現在はジャフナまで列車が再開通しており、さらには東部トリンコマリーや古都ポロンナルワ方面へ分岐支線も運行しています。

列車の乗り方・料金・予約方法

料金は非常に安価で、たとえばコロンボ~キャンディ(約120km)でも3等車で180ルピー前後(約80~90円)、1等でも500ルピー程度(約250円)です。

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長距離でも数百円~千円程度と格安で、スリランカ国内移動の中でも鉄道はコストパフォーマンス抜群です。

主要列車には1~3等の座席クラスがあり、1等(First Class)は全席指定・要予約で冷房付き、展望車や寝台も含まれます。2等(Second Class)はファン付きで座席がやや柔らかく、予約可能な列車もあります。

3等(Third Class)は木製ベンチの簡素な車両で予約不可が基本、地元の通勤通学客で混雑します。短距離なら問題ありませんが、長距離を3等で移動するのは体力的にきつい場合もあります。

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予約は主要駅の窓口で可能で、乗車30日前から1等・2等指定席を購入できます。

とくに人気の観光路線(キャンディ発着の展望車など)はすぐ満席になるため、旅行日程が決まっていれば早めに押さえましょう。

駅窓口の他、スリランカ鉄道公式サイトや電話予約(Mobitel/EtisalatのSIMが必要)でも予約ができます。最近では12Goなど民間のオンライン予約サービスも利用可能です。

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乗り方は日本の在来線に似ていますが、いくつか注意点があります。

乗車券を購入したら改札を通り、ホームの発車案内表示で列車の行き先と時刻、ホーム番号を確認します。地方駅ではレトロなサインボードが使われていることもあります。

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列車は定刻どおり来ないことも多く、始発駅以外から乗るときは遅延は日常茶飯事です。1等車は指定席ですが、2等・3等の自由席では乗車後に席取り合戦になります。

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混雑時はデッキや通路まで人が溢れるので、大きな荷物を持っている場合は注意しましょう。発車間際にホーム変更が起きることも珍しくないため、駅職員や周囲の乗客に「この列車は○○行きで合っていますか?」と確認するのがおすすめです。

鉄道移動のメリット・デメリット

メリット:快適で風情があり、景色が素晴らしいことです。

特に窓から手を伸ばせば触れられそうな茶畑の風景や、九段アーチ橋(ナインアーチブリッジ)を渡るシーンなど、鉄道でしか味わえない絶景体験ができます。

移動中も席に座っていれば比較的快適で、売り子から軽食や紅茶を買ってのんびり旅情に浸るのも良いでしょう。また料金が非常に安く、長距離でも出費を気にせず利用できる点は大きな魅力です。

デメリット:時間がかかることとダイヤの不正確さです。

例えばコロンボからキャンディまでバスなら約3時間ですが、列車だと急行でも2.5~3時間、普通列車では4時間以上かかることもあります。

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山岳路線では急勾配を登るためのろのろ運転になり、「スリランカ鉄道はカタツムリの速さ」とも揶揄されます。ただし近年は線路改良や新型車両導入で、一部区間ではスピードアップも図られています。

いずれにせよ、旅程に余裕がない場合は鉄道移動は慎重に判断する必要があります。また自由席利用時の混雑や、駅・車内でのスリにも注意が必要です(実際に日本人旅行者が列車内で置き引き被害に遭うケースも報告されています)。

総括::
鉄道は「効率より体験重視」の移動手段です。絶景を楽しみたい区間ではぜひ活用し、時間のない移動には他の手段を組み合わせると良いでしょう。旅行日程に鉄道の遅延リスクも織り込んで計画すれば、スリランカの列車旅はきっと忘れられない思い出になります。

バスで移動する(長距離・ローカルバス)

バスはスリランカ庶民の生活の足であり、国内で最も路線数・本数が多い移動手段です。

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町中から離島部までほぼ全域にバス網が張り巡らされており、スリランカ国内移動で行けない場所はないと言われるほどです。

特に主要都市間は急行バスが頻繁に運行されており、例えばコロンボ~キャンディ間やコロンボ~ゴール間などは早朝から夕方までひっきりなしに出発しています。

ラクシャン

運賃も驚くほど安く、長距離3~4時間乗っても200~300円程度と格安です。

国営バスと民営バスの違い

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スリランカのバスは大きく国営(SLTB:Sri Lanka Transport Board)と民営の2種類があります。

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ただし運賃に関しては両者で大差なく、同じ距離ならほぼ同額です。大きな違いはサービス形態です。国営バス(赤い車体が目印)は各停タイプの「ノーマルバス」が中心で、各所で乗客の希望に応じて停車します。

一方、民営バス(白い車体が多い)は各停タイプに加え、一部に「インターシティ(急行)バス」や「エクスプレス/セミエクスプレス」と呼ばれる優等バスを運行しています。

ノーマルバス(各駅停車バス): 極めて運賃が安い反面、途中停留が多く時間が読めないのがデメリットです。車両は古い型が多く冷房も基本的にありません。乗客が「ここで降りたい」と言えばどこでも停まるため、主要都市間でも延々と時間がかかります。地元の人々は安さ優先で利用しますが、旅行者が長距離移動に使うにはハードルが高いかもしれません。

インターシティバス(急行バス): 主要都市間のみ停車して走る速達バスです。たとえばコロンボからキャンディ直行のインターシティなら、中間の小さな町は通過し途中停車を減らすことで所要時間を短縮します。料金はノーマルの約2倍ですが、それでも日本円で数百円程度です。車内には冷房付きのものもあります(効きすぎて寒いくらいのケースも)。長距離を移動する旅行者には、このインターシティやエクスプレスバスの利用がおすすめです。

ミニバス・エアコンバス: 民間会社によっては、エアコン完備の小型高速バス(ラグジュアリーバスなどと称する)も運行しています。座席数が少ない代わりにスピード重視で、定員以上は乗せないため安全・快適ですが、シートが狭く荷物置き場も限られるため長身の人や大荷物には不向きという声もあります。場合によっては荷物一つ分の座席追加料金を求められることもあります。

バスの乗り方と利用方法

スリランカでバスに乗る際は、まず乗り場となるバスターミナルを探すところから始まります。

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都市によって長距離バスターミナルが複数あり、目的地やバス種別ごとに発着所が分かれている場合があります(例:コロンボ市内にはペター地区の中央バスターミナル他、行き先別に数か所の発着所があります)。

「スリランカバスの路線図」のようなまとまった地図は一般にはありませんが、ターミナルの案内所や掲示板で自分の行きたい方面の乗り場を確認できます。

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分からなければ周囲の人に「○○行きバス乗り場はどこですか?」(英語でOK)と尋ねれば親切に教えてもらえます。

自分の乗るバスが見つかったら、乗車してから車掌(車内係員)に行き先を告げて運賃を支払います。スリランカのバスは乗降時に前払いではなく、走行中に車掌が車内を巡回して料金を集めるシステムです。

大きな荷物は座席に持ち込めない場合、車掌に預けてトランクに入れてもらえますが、別途荷物代を請求されることもあります。支払い後にチケットまたはレシートが手渡されるので、降車まで保管しましょう。

主要都市発の急行バスには発車時刻が決まっているものもありますが、多くのローカルバスは「定員が埋まり次第出発」というスタイルです。そのため乗客が集まるまでターミナルで長時間待たされることもあります。

ラクシャン

特に閑散時間帯や地方路線では1時間以上発車しないケースも珍しくなく、時間に制約がある旅程では注意が必要です。

実際、ある日本人旅行者はバスの出発待ちと道路渋滞が重なり、空港への帰路で飛行機を逃した苦い経験を語っています。時間に余裕がない場合、バス利用はリスクも伴うことを念頭に置いておきましょう。

バス停は決まった場所だけでなく、道路沿いで手を挙げれば乗れるのもローカルバスの特徴です。走行中のバスを道路脇で待ち、手を振ると減速して拾ってくれます。

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ただし完全には停車せずに乗降させる荒技もしばしばで、乗る際はタイミングよくステップを踏み、降りる際も走りながら飛び降りるように下車する光景が見られます。

女性や高齢者でもこの「飛び乗り・飛び降り」をこなすのには驚かされますが、車内は意外にも秩序があり、停車中は若者が席を譲るなど優しさも感じられます。とはいえ乗降は非常にアクロバティックなので、怪我をしないよう十分注意してください。

バス移動の所要時間と運賃目安

スリランカのバスは平均速度が遅めですが、主要都市間では急行バスが最速の移動手段になる場合もあります。

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例えばコロンボ~キャンディは急行バスで約3時間、コロンボ~シーギリヤへは途中ダンブッラ乗換えで合計約5時間、コロンボ~ゴールはエクスプレス高速道路経由バスで2~3時間程度です。

道路事情や渋滞によって変動しますが、午前中の早い時間帯ほどスムーズに移動できる傾向があります(午後は本数減や渋滞増加で時間がかかることが多い)。長距離路線は朝に集中し、夕方以降は本数が減るので、遠出は午前発を心がけましょう。

運賃の目安は、50kmで100~150ルピー前後、長距離急行でも100kmで300ルピー程度(約150円)と非常に安価です。具体例として、コロンボから各地へのバス料金は以下のとおりです(インターシティの場合):

  • コロンボ→ニゴンボ(約35km):120ルピー前後(約0.5米ドル)
  • コロンボ→キャンディ(約120km):245ルピー前後(約1米ドル強)
  • コロンボ→ゴール(約120km):295ルピー前後(約1.5米ドル)

さらにキャンディから各観光地への例では:

  • キャンディ→ダンブッラ(約72km):急行200ルピー(約100円)
  • キャンディ→アヌラーダプラ(約140km):急行360ルピー(約180円)
  • キャンディ→ポロンナルワ(約150km):普通183ルピー(約90円)※急行なし

このように長距離でも数百ルピー(数百円)で移動できるのがバスの大きな利点です。

バス移動のメリット・デメリット

メリット: とにかく安いこと、そして路線網が発達してどこへでも行けることです。

鉄道が通じていない遺跡群(シーギリヤやアヌラーダプラなど)へもバスならアクセスできます。特に予算重視のバックパッカーには強い味方で、旅費を大きく節約できます。

またスリランカ人の日常に触れられるという旅情もあります。

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窓全開のバスで吹き込む風、車内に鳴り響くシンハラ語のポップ音楽やクラクション、ドライバーの猛スピード運転にハラハラしつつも、隣の乗客とのふとした会話や親切心に触れるなど、バス旅はエキサイティングで思い出深い体験となるでしょう。

デメリット: 快適さと安全性に欠ける点です。

車内は常に満員で座れないことも多く、座れてもひざの上に荷物を載せたり隣の人と密着したりと長時間は疲れます。

運転マナーは日本と比較にならないほど荒々しく、猛スピードと急ブレーキの連続でジェットコースターのようです。

ラクシャン

山道を猛然と飛ばす運転に外国人乗客が必死に掴まっていたというエピソードもあるほどで、特に子連れの家族旅行では安全面からおすすめしにくい部分があります。

さらに、先述のように時間の正確性が低いため、旅程に遅延のリスクを織り込まねばなりません。外務省も「バスや三輪タクシーの運転は乱暴で整備不良、保険未加入車も多く、安全水準は日本より低い」と指摘しており、米国務省も「安全上の理由から現地の路線バス利用は推奨しない」としています。

貴重品のスリ被害や女性への痴漢も発生しているため、利用時は周囲に目を配り注意を怠らないことが大切です。

総括:
バスは「安くどこへでも行けるが快適さと時間管理は捨てる」という割り切りが必要です。旅慣れた個人旅行者やバックパッカーには強い味方ですが、小さな子連れの家族や高齢の方には負担が大きいでしょう。快適さを求める場合は後述のタクシーやチャーター車を、コスト重視で現地体験も満喫したいならバスを、と旅のスタイルに合わせて選んでください。

トゥクトゥク(スリーウィーラー)を利用する

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スリランカの街中を歩くと、常に「トゥクトゥク(Tuk-tuk)」と呼ばれる三輪タクシーが走り回っているのを目にします。

さつき

現地ではスリーウィーラー(Three-wheeler)とも呼ばれるこの小型三輪車は、インドや東南アジア同様に短距離移動の代表的な手段です。

観光客にとっても、ホテルからレストランまで数キロとか、観光スポット間の移動などに気軽に使える便利な乗り物です。スリランカ タクシー アプリ(後述のUberやPickMe)でもトゥクトゥクを呼ぶことができます。

トゥクトゥクの料金と交渉

トゥクトゥクは基本的にメーター制か事前交渉制です。コロンボなど都市部ではメーター付きトゥクトゥクが増えており、車体の屋根に「METER」ランプがあるのが目印です。

メーター初乗りは約50ルピー、以降1kmごとに35ルピー前後が加算される料金体系となっています。

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一方、地方や観光地ではまだまだ交渉制が一般的で、乗車前に行き先と料金を運転手と直接交渉して決める必要があります。短い距離でも最初は高めの金額を提示されることが多いので、必ず値切り交渉をしましょう。

目安として、街中の近距離(2~3km程度)なら100~150ルピー(50~75円)程度がローカル相場です。交渉がまとまったら乗車し、支払いは降車時に行います。

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お釣りがないと言われることが多い(実際は細かい紙幣を持っていてもチップ狙いで「お釣り無い」と主張する運転手が多い)ため、予め小額紙幣を用意してぴったりの額を支払うのがポイントです。

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なおチップは基本不要で、お釣りを渡せないと言われても毅然と「では細かいの両替してきて」と返すくらいでOKです。

注意点:現地のブログ情報によれば、トゥクトゥク運転手の中にはクレジットカード払いを嫌がる人も多いようです(配車アプリ経由でカード払い設定にするとキャンセルされる事例がある)。理由は不明ですが、おそらく現金の方が都合が良いためで、支払いは現金が無難です。また、観光客には相場の数倍もの法外料金を吹っかける悪質なドライバーもいます。特に観光地で待機しているトゥクトゥクほど高額を提示しがちなので、そんなときは配車アプリ(後述)を使って正規料金のトゥクトゥクを呼ぶのも手です。

トゥクトゥクの使い方・乗車マナー

街中でトゥクトゥクに乗りたいときは、手を挙げて合図すれば近くの空車が停まってくれます。

乗車したらまず行き先を告げ、メーター車ならメーターがリセットされて動き始めるのを確認、交渉制なら料金を口頭で再確認して発進してもらいましょう。支払いは前述のとおり降車時です。

大きな荷物はトゥクトゥクの座席に乗せるのは難しく、基本的にスーツケースなどには向きません。

空港から宿までトゥクトゥクで…というのも荷物が多い場合は避けたほうがよいでしょう(空港ではそもそもタクシー車がメインです)。

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ヘルメット着用義務などはありませんが、乗車中はしっかりバーにつかまって、安全運転をしてもらいましょう。万一事故にあっても車体が小さいトゥクトゥクは乗員保護が弱いので、スピードを出しすぎる運転手には「ゆっくりで!」(英語でSlow down, please!など)と声をかける勇気も必要です。

環境面の注意:スリランカの車両は古いディーゼル車が多く、黒煙を吐いて走るバスやトラックが少なくありません。その排ガスはドアも窓も無いトゥクトゥクの車内に容赦なく流れ込んできます。特にコロンボ市内のラッシュ時など大気汚染が酷い環境では、密閉されたタクシー車の方が快適です。街中でトゥクトゥクを多用する場合は、使い捨てマスクを用意しておくと排気ガスから喉や鼻を守れます。郊外では風が心地よく問題ありませんが、市街地ではこの点も留意しましょう。

トゥクトゥク利用のメリット・デメリット

メリット: 町中の機動力は抜群で、細い路地にも入り込めるため「玄関から玄関まで」送り届けてもらえる気軽さがあります。料金も短距離なら安く、タクシーを使うほどではない移動に最適です。

スリランカ旅行の思い出として一度はトゥクトゥク乗車を経験してみるのも良いでしょう。陽気な運転手とのちょっとした会話も旅の醍醐味です。

デメリット: 長距離や荷物が多い移動には不向きです。高速道路も走れず、遮蔽が無いため天候や排気ガスの影響も直に受けます。また観光客慣れした一部の運転手にはしつこい客引きや不当請求もある点に注意が必要です。

外務省も「三輪タクシーの安全水準は非常に低い」とし、無謀運転による事故や保険未加入のリスクに言及しています。夜間に利用する際は飲酒運転にも警戒しましょう。

総じて、トゥクトゥクは短距離を手軽に移動する足として割り切り、それ以上の距離はタクシーやチャーター車に任せるのが賢明です。

タクシー・配車アプリ(Uber/PickMe)を利用する

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スリランカには日本の流しタクシーのように街中を走る普通の四輪タクシーもあります。

ただ数は多くなく、近年ではUberや現地大手のPickMeといったタクシー配車アプリ経由で車両を手配するのが主流です。「スリランカタクシーアプリ」として必須のこれらサービスを活用すれば、言葉の問題も料金交渉の不安もなくスムーズに移動できます。

UberとPickMeの概要

Uber(ウーバー): 日本でもおなじみの配車アプリですが、スリランカでも主にコロンボ都市圏で利用できます。

車種はセダン車(タクシー)だけでなく、Uber Tukといってトゥクトゥクを呼ぶことも可能です。都市部ではUber対応ドライバーが多いので、目的地を入力すれば数分で迎えに来てくれます。決済もアプリ連携のクレジットカードでOKですが、現金払いも選択できます。

PickMe(ピックミー): スリランカ発の配車サービスで、国内利用者No.1のアプリです。

Uber同様に乗用車やトゥクトゥクを呼べる他、バイク便やフードデリバリーまで統合されています。2015年開始と歴史もあり、観光客だけでなく地元でも広く使われています。

ラクシャン

アプリ画面・使い方はUberやGrabに似ており、日本の電話番号でもSMS認証登録可能です。対応エリアはコロンボ周辺と主要都市が中心ですが、年々拡大しています。

観光客に嬉しいのは、行き先を入力すれば事前に料金が明確に表示され、ボッタクリの心配がないことです。実際、従来はトゥクトゥク運転手の法外請求が問題視され日本大使館から注意喚起が出たこともありましたが、PickMeやUberの普及で透明な料金体系が普遍化しつつあります。

配車アプリの使い方とコツ

登録:スマホにアプリをダウンロードし、電話番号やメールアドレスでアカウント登録します(SMS認証あり)。

日本で事前にインストール・登録しておくと現地でスムーズです。eSIM利用でSMSが受け取れない場合は、日本出発前に登録だけ済ませるのがよいでしょう。

呼び方:現在地(ピックアップ場所)と目的地を地図上で指定すると、近くのドライバーがリクエストを受けて配車されます。

PickMeでは初乗り運賃は確定表示されますが、渋滞などで時間がかかると追加料金が加算され最終額が変動する仕組みです。Uberは基本的に事前提示額どおりの固定料金です(極端な遠回りをされた場合は後述のようにサポート問い合わせ可能)。

車両到着までの所要時間やドライバー名・車両ナンバーが表示されるので、迎車が来たら確認して乗り込みます。

支払い: アプリ上でクレジットカードを登録しておけば自動決済できますが、前述のようにカード払いを嫌がるドライバーもいるため、現金払い設定にしておく方が無難です。

PickMeではドライバーから「キャッシュ?カード?」と事前に電話が来て、カードだとキャンセルされる例が報告されています。現金払いならアプリに表示された料金を降車時に支払うだけです。

細かいお釣りは出ないことが多いので、小額紙幣を用意しましょう。Uberも現金払い可能です。

トラブル防止: 配車アプリ利用時でもいくつか注意があります。

特に空港や駅、観光地周辺では、配車アプリを快く思わない従来型トゥクトゥク運転手との軋轢が報告されています。

地方の観光地では、呼び出されたPickMeのトゥクトゥクが他の運転手達に取り囲まれ追い払われたり、乗客が乗っている車のドアを無理やり開けて脅すといった事件まで起きています(※コロンボ市内ではまず無いケースです)。

ラクシャン

そのため、観光地で利用するときは人目の少ない場所で呼ぶ、もしくは近くの大きなホテルまで迎車してもらうなど工夫するとトラブルを避けられます。

また、PickMeではアカウントを複数運転手で共有し、表示ナンバーと違う車が来る場合があるとも指摘されています。乗車前にドライバーの顔写真と車両を必ず照合し、違う場合は乗らずにキャンセル再呼出するようにしましょう。

タクシー/配車アプリ利用のメリット・デメリット

メリット: 安心・快適・確実に移動できる点です。

料金が明示されるためぼったくりの心配がなく、エアコン車で移動でき、荷物もトランクに積めます。道に不案内でもドライバーがナビしてくれるので楽ちんです。

個人旅行でも小グループや家族連れでも、コストより快適さ優先なら最有力の移動手段と言えます。またスマホ上で完結する手軽さも魅力で、異国で運転手と値段交渉するストレスから解放されます。

トラブル時にもドライバー情報が記録されており、ルート履歴も残るので安心感があります。

デメリット: バスやトゥクトゥクに比べ高コストなことです。とはいえ日本に比べればタクシー料金は安く、例えばコロンボ市内のタクシー初乗りは100ルピー(約50円)程度、1kmあたり50ルピー(約25円)ほどなので、市内5km移動しても300円前後です。

長距離ではそれなりの額になりますが、複数人で割り勘すれば一人当たり負担は軽減されます。また地方ではUberやPickMeの対応エリア外となることもあります。

都市圏以外ではドライバー登録者自体が少なく、アプリで車が捕まらない場合もあります。その際は宿泊先に頼んでタクシーを呼んでもらうか、地元のタクシー会社に電話する形になります。

総括:配車アプリを賢く使えば、スリランカでの移動は格段に快適になります。とくに日本語非対応の現地で英語やシンハラ語でのやり取りに不安がある方でも、アプリなら目的地入力だけで済むのでおすすめです。スリランカ 移動手段 外務省の観点から見ても、信頼できるタクシーの利用は安全確保につながります。都市間をバスや鉄道で移動し、各街の中ではUber/PickMeで移動するといった組み合わせも効率的でしょう。

さつき

ただ、中々タクシーが捕まらないこともあったり、少し地方に入ると対応エリア外になることを考えると、ちゃんとガイドもしてくれるスリランカタクシーサービスを推したいと思います!

国内線フライトで移動する

スリランカ国内には短距離の国内線航空便も存在します。

ラクシャン

大手はリゾート向け水上飛行機を運航するCinnamon Air(シナモンエア)や、2022年就航のLCC国内線FitsAirなどです。

コロンボ(バンダラナイケ国際空港近くの水上飛行機基地やラトゥマラナ空港)を拠点に、16か所以上の主要観光地へ定期便を運航しています。

例えばコロンボからシーギリヤやキャンディ、南部ヤーラ、東部バッティカロア、北部ジャフナなどへ、それぞれ数十分~1時間程度で一気に移動できます。

所要時間: 車で10時間かかる距離でも空路なら約1時間と、大幅な時間短縮が可能です。山岳地帯や長距離移動で日程に余裕がない場合、国内線利用は有力な手段となります。

さつき

ただし運航本数は少なく、事前予約が必要です。天候や季節によっては運休・遅延もあります。

料金: 空路は非常に快適ですが、料金は高めです。区間によりますが片道50~150ドル程度が相場で、バスや鉄道に比べ桁違いに高価です。

ラクシャン

逆に言えば予算に余裕があれば、旅行時間をお金で買う選択とも言えます。遊覧飛行的な要素もあり、上空から眺めるスリランカの景色はまた格別です。

利用方法: 各航空会社のWebサイトや旅行代理店経由で予約できます。Cinnamon Airは水上飛行機のため、発着が空港ではなく湖や川になります。搭乗には国内線でもパスポート提示が必要です。荷物重量制限も厳しく、受託手荷物は一人20kgまでなど制約があります。小型機ゆえ揺れもありますが、空からの島の眺望は素晴らしく、特にアダムスピーク(聖山)やシーギリヤロックを空撮できるルートもあります。

注意: 米国務省情報によれば、スリランカ民間航空局の安全監査体制は国際標準への評価が未実施とのことです。実績のある航空会社を選び、天候不良時は無理せず地上移動に切り替えるなど、リスク管理も忘れずに。

レンタカー・自分で運転する

海外旅行先で自分自身でレンタカーを運転する選択肢もあります。スリランカでも国際運転免許証(ジュネーブ条約加盟国用)を持参し、現地で所定の手続き(スリランカ自動車協会での認可取得)を行えば運転可能です。

さつき

国際免許だけでは運転できないので、コロンボのAutomobile Association of Ceylonで追加許可をもらう必要があります。レンタカー会社は空港やコロンボ市内にHertzやAvisといった外資系から、地元のMalkeyなど複数あります。

料金は車種によりますが、1日25~40ドル+保険・ガソリン代が目安です。

しかし、スリランカでの自走は相当ハードルが高いと心得てください。道路は左側通行で日本と同じですが、交通ルールは「大きい車両が強い」という無秩序な優先関係がまかり通っています。

ラクシャン

バスやトラックはクラクションを鳴らしながら猛スピードで追い越しをかけ、歩行者やバイクも隙あらば割り込んできます。

「良いクラクション、良いブレーキ、そして良い運(Good horn, good brakes, good luck)」がスリランカで運転するための三種の神器だと冗談半分に言われるほどです。

実際、市街地では牛車から高級SUVまで混在し、信号や標識も少なく、対向車が平気でセンターライン越えしてくるカオスです。

また地方では道路状況が悪く、穴ぼこだらけの道や未舗装路もあります。大雨が降ると冠水し、土砂崩れで通行止めになることもあります。

さつき

こうしたリスクとストレスを考えると、旅行者自身がハンドルを握るのはあまり現実的でないかもしれません。もしどうしても自分で運転したい場合は、しっかりした地図アプリ(Google Maps等)を活用しつつ、無理な計画は避けて安全第一で行動しましょう。

道中は常に周囲360度に注意を払い、対向車の無謀追い越しには即座にブレーキで対応する心構えが必要です。また車両保険は必ずフルカバーのものに加入しましょう。

結論として、スリランカでのレンタカー自走は上級者向けです。日本国外務省も「道路の歩行・横断、車の運転には細心の注意が必要」としており、初心者や家族旅行では無理せず次に述べるドライバー付きチャーター車(ハイヤー)を利用するのが賢明です。

チャーター車(ツーリストカー)を利用する

チャーター車(ツーリストカー)とは、運転手付きで車両を貸し切るタクシーサービスのことです。

ラクシャン

旅行会社経由で手配されることも多く、日本でいう「観光タクシー」や「ハイヤー」に相当します。セダンやワゴン車、一部ミニバンもあり、乗客数や荷物量に応じて車種を選べます。

スリランカ国内の観光移動では、時間を有効活用し複数都市を回るのに最も便利な移動手段として広く利用されています。

チャーター車の利用方法と料金

チャーター車は通常1日単位または移動距離で料金が設定されます。例えば1日8時間・100km以内といったプランや、都市間の送迎定額料金などです。

会社や交渉によって異なりますが、1日チャーターで50~70ドル程度(運転手代・燃料込)が目安とされています。日本語ガイド付きの場合はもう少し高額になります。

ラクシャン

複数日間まとめて依頼すれば、専属ドライバーが旅程に同行し、希望の時間・場所へ常に連れて行ってもらえます。この場合、運転手の宿代やチップが別途必要になることもありますが、家族旅行で各地の観光スポットを巡るにはベストな手段です。

手配方法は、スリランカ現地のチャーター会社に直接ウェブやメールで予約するか、ホテルに問い合わせて紹介してもらう、あるいは日本の旅行代理店を通す方法もあります。

最近は日本人スタッフ在籍・日本語対応可能なチャーター会社もあり、事前に日本語でやり取りできるので安心感があります。口コミで評判の良いドライバー個人に直接依頼するケースもあります。外務省も「信頼できるハイヤーを雇う対応をおすすめします」と述べており、安全面でも推奨される移動手段です。

ラクシャン

以下のスリランカタクシーサービスはスリランカ政府からも免許を獲得している会社で、運営も日本人ですのでスリランカタクシーチャーターサービスでは最も信頼できると断言できます。

チャーター車のメリット・デメリット

メリット: 何より自由度と効率が高いことです。自分たち専用の車なので、好きなタイミングで出発・休憩・寄り道ができます。途中で綺麗な風景を見つけて写真を撮ったり、トイレ休憩したり、ドライバーに「おすすめの食堂に寄って」と頼んだりも自由自在です。

複数都市を巡る周遊型旅行では、公共交通の時刻に縛られずストレスフリーに観光できるのは大きなアドバンテージです。また大きな荷物も積みっぱなしにでき、都度の持ち運びが不要になります。

小さな子供連れでもチャイルドシートを用意してもらえる場合もあり、安全・快適に移動できます。運転手は道に詳しく、さらに観光資格を持つ「ドライバーガイド」なら各地の名所でガイド役まで務めてくれます。

旅先で分からないことを質問したり、現地の話を聞けるのもメリットです。

デメリット: コストがそれなりにかかる点と、運転手との相性です。チャーター代は一見高く感じますが、グループ旅行なら一人当たりにすれば決して割高ではありません。

むしろ公共交通+タクシーを組み合わせる手間を省き、時間をお金で買うと考えれば妥当でしょう。ただし運転手によっては自分のコミッション目当てで特定の店やホテルに連れて行こうとするケースがあります。

土産物店や宝石店、スパイスガーデンなどでキックバックを得るために、予定に無い立ち寄りを提案してくることがあるのです。

断ってもしつこい場合や、こちらの希望より運転手の都合を優先されるようなら、思い切って途中で交代してもらうことも検討しましょう。幸いスリランカには良心的なドライバーも多くいますので、事前に口コミ評価の高い会社・運転手を選ぶのが重要です。

また、プライベート空間に常に運転手がいることを煩わしく感じる向きもあるでしょう。その場合は「車外ではプライベート時間を尊重してほしい」と最初に伝えておくと良いです。

総括: チャーター車は「お金で時間と安心を買う」移動手段です。特に限られた日数で文化三角地帯(アヌラーダプラ・ポロンナルワ・シーギリヤ)や南部のサファリ、中央高地の紅茶畑など広範囲を効率よく巡りたい場合には最適です。旅程全体を通して専属ドライバーが付くので、まさにVIP感覚で快適な旅ができるでしょう。費用はかかりますが、その分のリターン(充実した観光時間と安心感)は大きく、家族旅行や新婚旅行、シニア旅などには強くおすすめできる移動手段です。

移動時の安全情報と注意点(外務省・米国務省より)

最後に、スリランカ国内を移動する際の安全面での注意事項をまとめます。日本国外務省およびアメリカ国務省の発出する渡航情報に基づいた内容です。

治安だけでなく、移動に関わるポイントに絞って確認しておきましょう。

交通事故と道路事情

スリランカでは交通事故が旅行者にとって最大の危険要因と言われます。車両増加に対し交通ルールの整備が追いついておらず、無謀運転や強引な追い越し、信号や標識の不足など、日本では考えられない場面に直面します。

歩行者も車の間を縫って横断するため、道路を歩く際も細心の注意が必要です。特にバスとトゥクトゥクの荒い運転は有名で、道路横断時は四方から車が来る前提で行動しましょう。

公共交通機関内の犯罪

国内移動中(列車・バス車内)におけるスリ(盗難)被害や痴漢が報告されています。混雑時にバッグから財布やスマホを抜き取られたり、女性が痴漢に遭うケースです。

貴重品は服の内側に分散して携行し、リュックは前に抱える、睡眠時も荷物に体の一部を通しておく等の対策をしてください。夜行バスや深夜列車では特に注意が必要です。

デモや集団抗議による交通影響

2022年に発生した経済危機以降、スリランカでは反政府デモが散発的に起きています。

主要都市中心部で大規模抗議集会があると道路封鎖や公共交通の乱れが生じることがあります。幸い旅行者が巻き込まれる暴力的事件は稀ですが、大勢の群衆やデモ隊には近づかないようにし、地元ニュースをフォローして混乱が起きそうな場所を把握しましょう。

米国務省も「抗議は平和的でも交通渋滞を引き起こすことがあり、一部は暴力に発展した例もある」と注意喚起しています。

夜間移動の注意

夜間は街灯が少ない道路も多く、視界不良から事故のリスクが上がります。不要不急の夜間移動は避け、どうしても移動が必要な場合はタクシーやチャーター車を使いましょう。徒歩移動も暗がりではひったくり等に警戒してください。

テロ・治安に関する情報

2019年にはスリランカでテロ事件(教会やホテルでの爆破テロ)が発生しました。それ以降、大きな事件は起きていませんが、米国務省は現在も渡航者に対し「テロには引き続き注意」を促しています。

公共交通機関や観光地もテロの標的になり得るとしています。現地では不審物や不審な人物に近づかず、常に周囲に目を配る心構えを持ちましょう。とはいえ過度に恐れる必要はなく、基本的にスリランカ人は親切で治安も比較的安定しています。用心しつつも神経質になり過ぎず、旅を楽しむことが大切です。

ラクシャン

以上、安全に関する心構えを押さえておけば大きなトラブルなく移動できるはずです。外務省の海外安全ホームページ(スリランカ)や在スリランカ日本大使館の「安全の手引き」には、最新の注意事項が掲載されています。出発前に一度目を通し、現地でも状況にアンテナを張って行動しましょう。

スリランカ・タイ・ベトナム・インド公共交通の比較

さつき

最後に、スリランカの公共交通事情を近隣アジアの人気旅行先であるタイ・ベトナム・インドと比較してみましょう。公共交通手段の利便性・料金・言語面での使いやすさについて、それぞれの国の傾向を表にまとめました。

スクロールできます
比較項目スリランカタイベトナムインド
公共交通の利便性鉄道とバスで国内ほぼ全域にアクセス可能。鉄道網は観光向け路線が中心で本数少なめ。バスは地方まで路線豊富だが時間に不正確。都市間は高速道路バスも整備。全体的に移動に時間がかかる。主要都市間は長距離バス網が充実し移動は容易。バンコクは高架鉄道や地下鉄が発達し市内移動便利。地方はロットゥ(乗合バン)も利用可。離島へもフェリー網あり、観光地間の移動は比較的スムーズ。統一鉄道(南北縦断鉄道)があるが所要時間長め。国内線航空便や寝台バスが主要都市間の移動手段。市内は路線バスや近年整備の都市鉄道もあるが、タクシーやバイクタクシー利用が一般的。鉄道網が非常に発達し幹線は本数多数。国内線航空網も充実で長距離も移動容易。都市間バスも多数運行。都市部は地下鉄・都市鉄道が拡大中。渋滞は多いが公共交通の選択肢は豊富。
公共交通の料金鉄道・バスともに極めて安い。ローカルバスは数十円~で長距離でも数百円。観光客向け急行列車でも数百円~1000円程度。タクシーやトゥクトゥクも初乗り50円程度で安価。バス・鉄道は安いが、観光客向け長距離バスはやや割高(それでも日本より安い)。バンコクのBTS/MRTは数十~数百円。タクシー初乗り約100円で安い。トゥクトゥクは交渉制でやや割高なことも。バス・鉄道とも安価。市バスは数十円、南北縦断列車は座席で数千円程度。国内線も安い時期は5000円以下で利用可。タクシーは初乗り約60円と安いが、観光客はGrab利用が多く料金は明瞭。長距離列車は寝台でも数百~数千円と安い。バスも非常に安価だがVIPバスなどは割高。都市部地下鉄は数十円~で安い。タクシー初乗り約70円。リクシャー(三輪タクシー)は交渉制だが安価。
言語面の使いやすさ主要表示はシンハラ語と英語併記が多く、駅名やバス行先も英語表記あり。英語が通じる人も多いので質問しやすい。日本語は通じないが、身振りでも何とかなる親切さがある。タイ語表記が基本だが観光地では英語併記も多い。地方では英語があまり通じないことも。バンコクの鉄道は英語放送あり。乗合バン等はタイ語のみの場合があるので注意。ベトナム語表記が基本で、英語併記は主要箇所のみ。鉄道駅や空港では英語も通じるが、路線バスでは難しい場合も。スマホ翻訳アプリや地図を見せて意思疎通する場面が多い。ヒンディー語や各州の現地語表記が多いが、鉄道などでは英語併記が充実。英語が公用語的に広く通じ、切符購入や道案内も英語で対応可。言語面でのハードルは4か国中最も低い。

※上記は一般的な傾向の比較です。地域や条件によって異なる場合があります。

ラクシャン

スリランカはこれらの国と比べると、公共交通は発達していますが時間がかかる点でやや不便、しかし料金の安さと英語の通じやすさで優れている、と言えるでしょう。

まとめ(スリランカ移動のポイント)

  • 主要交通手段は「鉄道」「バス」「トゥクトゥク」「タクシー/配車アプリ」「チャーター車」の5つ。移動距離や重視ポイント(予算、安全、効率など)に応じて使い分けましょう。
  • 鉄道: 絶景路線が魅力。移動に時間はかかるが格安で旅情満点。人気区間は早めの予約を。時間に余裕がある旅におすすめ。
  • バス: 路線網は最強でどこへでも行ける。運賃激安だが混雑・遅延は日常茶飯事。短期日程や家族連れには不向き。ローカル体験重視なら挑戦してみる価値あり。
  • トゥクトゥク: 街中の短距離移動に便利。乗車前交渉が基本(都市部はメーター車増加)。価格交渉と安全に注意しつつ、気軽な移動手段として活用を。
  • タクシー/アプリ: UberやPickMeを駆使すれば安心快適に移動可能。英語で交渉が不安な人も料金明示で安心。都市部中心だが主要観光地で利用可。
  • チャーター車: 運転手付き貸切。時間を有効活用でき移動のストレスゼロ。費用はかかるがグループ旅行なら高い満足度。安全面からも推奨される移動方法。
  • 空路: 国内線フライトは超高速だが高額。長距離移動を一気に片付けたい場合に検討。要予約。
  • 安全対策: 外務省の渡航情報に目を通し、交通事故やスリ被害に備える。夜間外出やデモ集会を避けるなど基本的な注意を。
  • 現地言語: 英語が比較的通じるので困ったら周囲に尋ねる勇気を。行き先のシンハラ語表記をメモしておくとバス乗り場などで役立ちます。
さつき

以上、スリランカ旅行の移動手段ガイドをお届けしました。計画段階で各交通手段の特徴を把握し、上手に組み合わせれば、限られた日程でも充実した旅程が組めるでしょう。雄大な自然と文化が詰まったスリランカを、安心・安全に、思いっきり楽しんできてください!

私としましては、コスト面でも安全面や移動の効率を考えても以下のスリランカタクシーサービスがベストだと断言します!ぜひ活用してみてください。

おわりに:スリランカ旅行を最高のものとするために!

紅茶の丘を抜け、レトロな列車で霧の高原へ――
世界遺産8カ所・サファリ・ビーチリゾート・本場アーユルヴェーダ。北海道より小さな島にすべてが詰まった宝石箱、それがスリランカです。

 

 

ところが鉄道や長距離バスは本数も座席も限られ、遅延は日常茶飯事。「移動で1日終わった…」 そんな声も少なくありません。

 

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