ヘリタンスアーユルヴェーダマハゲダラで心身リセット!スリランカ極上アーユルヴェーダ体験ガイド

ヘリタンスアーユルヴェーダマハゲダラで心身リセット!スリランカ極上アーユルヴェーダ体験ガイド
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忙しい毎日で蓄積した疲れを、南国スリランカの極上リゾートで癒してみませんか? スリランカ南西部の海沿いにある「ヘリタンスアーユルヴェーダ」は、本格的なアーユルヴェーダ治療と世界的建築家ジェフリー・バワ設計のリゾートという贅沢な組み合わせが魅力の5つ星宿泊施設です。

「ヘリタンスアーユルヴェーダ」は、本格的なアーユルヴェーダ治療と世界的建築家ジェフリー・バワ設計のリゾートという贅沢な組み合わせが魅力の5つ星宿泊施設
さつき

海風が心地よい黄金色のビーチを臨み、豊かな自然に囲まれた癒しの空間で、心身をリセットする滞在型ウェルネス旅が実現できます。

初めてのスリランカ旅行でも安心できる情報を網羅しましたので、「自分へのご褒美旅」としてぜひご検討ください。

目次

ヘリタンスアーユルヴェーダとは?スリランカ屈指の癒しリゾート

ヘリタンスアーユルヴェーダ(正式名称:Heritance Ayurveda Maha Gedara〈ヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハゲダラ〉)は、スリランカの南西海岸ベルワラ(モラガラ地区)にあるアーユルヴェーダ専門リゾートです。

ヘリタンスアーユルヴェーダ(正式名称:Heritance Ayurveda Maha Gedara〈ヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハゲダラ〉)は、スリランカの南西海岸ベルワラ(モラガラ地区)にあるアーユルヴェーダ専門リゾートです。

コロンボ空港から車で約1時間半、目前に美しいビーチが広がる絶好のロケーションに位置しています。

ラクシャン

もともと著名建築家ジェフリー・バワが設計したコロニアル調ホテルを全面リノベーションし、2010年代にアーユルヴェーダ施設として生まれ変わった経緯があります。

そのため「建築美」と「伝統医療」が融合した唯一無二の存在となっており、現地でも“本格アーユルヴェーダとバワ建築リゾートの融合”と評されています。

さつき

ヘリタンスアーユルヴェーダ最大の特徴は、宿泊者向けにインド・スリランカ由来の伝統医療アーユルヴェーダの本格プログラムを提供している点です。アーユルヴェーダ専門のドクター(医師)が常駐し、滞在中ずっと個々人に合わせた施術・養生指導を行ってくれます。

全ての宿泊プランに毎日の治療トリートメントやヨガクラス、3食のアーユルヴェーダ食が含まれており、言わば「滞在型ホリスティック医療」のようなイメージです。

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カフェインやアルコールは禁止、喫煙も敷地内NG(※ビーチエリアのみ可)という徹底ぶりで、体内からデトックスしたい人に最適の環境が整っています。16歳未満の宿泊は不可で、大人のための静かなリトリート施設となっているのも特徴です。

スリランカはアーユルヴェーダ発祥の地の一つであり、近年は観光客向けのアーユルヴェーダ宿が各地に増えています。その中でヘリタンスアーユルヴェーダは特に評判が高く、2023年にはITBベルリンの国際アワードで「スリランカ最高のアーユルヴェーダリゾート」に選出されるなど、その実績も折り紙付きです。

また、現地大手ホテルグループ「Heritance Hotels」が運営しており、サービス品質や設備面でも信頼できるリゾートと言えるでしょう。

南国リゾート×バワ建築の癒し空間:施設・客室の魅力

ヘリタンスアーユルヴェーダの中心にあるプールと中庭。白壁のコロニアル調建築とヤシの木々が調和し、開放感あふれるリゾート空間を演出しています。海風を感じながら読書したりお茶を飲んだり、思い思いにリラックスして過ごせます。


ヘリタンスアーユルヴェーダの敷地に足を踏み入れると、まず緑豊かなガーデンと真っ白な建物が目に飛び込んできます。

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さすがバワ建築と唸らされる美しい意匠で、ロビーは吹き抜け、客室棟は回廊で中庭を囲む造りです。室内も白を基調としたシンプルなデザインで、全体に静謐な雰囲気が漂います。

館内には随所にオブジェやアートが配置され、熱帯植物も建築に巧みに取り込まれていて、「自然と一体化した癒しの空間」をコンセプトにしているのが感じられます。

海側は遮るものなくインド洋を望み、夕暮れ時には水平線に沈むサンセットを楽しめる絶景スポットでもあります。

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客室タイプはスタンダードなクラシックルームからデラックス、スイートまで計64室があります(シングル利用向けのお部屋も一部あり)。

いずれも木の温もりを感じる落ち着いたインテリアで、広さは約29㎡~とゆったり。全室バルコニー付きで、椰子の木越しに海を眺めたり、バワ建築ならではの中庭ビューを楽しめます。天蓋付きの大きなベッドには薄手の蚊帳も用意されており、夜も安心して眠れます。

バスルームはシャワーブースのみですが、掃除が行き届き清潔です。なお客室にはテレビや時計が置かれていません(※スイートのみテレビ有り)。これはデジタルデトックスの一環で、時間を忘れて寛いでほしいというリゾート側の配慮です。

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室内設備では、無料Wi-Fiやエアコンはもちろん完備。セーフティボックスや傘、ヨガマットも備え付けられていました。電源コンセントはマルチタイプになっており、日本のプラグもそのまま差し込めます。

無料のミネラルウォーターがボトルで毎日補充され、さらに館内の各所(本館とアーユルヴェーダセンター)にはハーブティーと白湯のステーションがあり、ボトルを持参して自由におかわり可能です。

アメニティについては最低限で、シャンプー・ボディソープ類はありますが、コンディショナーや歯ブラシ、スキンケア用品はないため持参した方が良いでしょう。

ヘリタンスアーユルヴェーダのアメニティ

共用施設も充実しています。本館中央の屋外プールは水温がちょうど良く、隣接するジャグジーと共に人気の憩いスポットです。プールサイドにはデッキチェアが並び、午後3時頃になるとヘルシーなおやつがサービスされました。

ラクシャン

プールの先はすぐビーチになっており、砂浜沿いにもリラックス用の椅子が点在しています。ビーチを散策すると、運が良ければ野生のクジャクやウミガメ、放し飼いの牛の群れなどに遭遇することもあり、のどかな南国ムード満点です。

館内には他にも読書コーナー(ライブラリー)があり、日本語やドイツ語の書籍が充実していました。宿泊客も日本人と欧米人が多いことが伺えます。

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また雨天でも体を動かせるジム(フィットネスルーム)、絵葉書などが作れるアートクラフト用ルーム、スリランカ産の宝石や雑貨を扱うブティックもあり、長期滞在中の気分転換に利用できます。

夕方には地元舞踊団による伝統舞踊ショーが開かれたり、満月の仏教祝祭日に合わせてホテル主催の祈祷式イベントが行われたりと、文化体験の機会も提供されました。夜になると庭のあちこちでホタルが淡く光り、まるで極上のリゾートと大自然が融合した「天国のような空間」にいることを実感できます。

なお館内は禁煙のため、愛煙家の方はビーチで喫煙する必要があります(デトックス滞在の趣旨をご理解ください)。ランドリー(洗濯機・乾燥機)は備わっていないため、洗濯物は手洗いするか有料ランドリーサービスを利用する形になります。

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長期滞在なら洗剤を持参して自室で洗うのも一手です。ホテル内で両替も可能ですが、空港よりややレートが劣る程度なので緊急時に利用すると良いでしょう。

総じて、ヘリタンスアーユルヴェーダの施設・設備は「静かにのんびり過ごす大人のため」に最適化されている印象です。実際に滞在した方からは「滞在中、日本人ゲストは自分含め3名ほどで、あとはヨーロッパ系の人が多かった」との声もあり、異国情緒を味わえる国際色豊かな環境です。

ヘリタンスアーユルヴェーダの施設・設備は「静かにのんびり過ごす大人のため」に最適化されている

スタッフも皆フレンドリーで、チェックイン対応をしてくれたスタッフさんは日本語ペラペラだったとの体験談もあります。言語面の不安もあまり感じずに過ごせるでしょう。

本格アーユルヴェーダ体験:施術プログラムと過ごし方

ヘリタンスアーユルヴェーダでは、滞在初日から最終日まで一貫してアーユルヴェーダ三昧の日々を送ります。ここでは実際の体験談に基づき、1日の流れや施術内容をご紹介しましょう。

〈1日の基本スケジュール〉 ※一例(7泊プログラムの場合)

スクロールできます
時間帯プログラム内容補足
6:30起床・白湯やハーブティーで水分補給専用ボトルに白湯を汲んで朝の一杯
7:00朝のヨガクラスオープンエア施設にて週7日開催
8:00朝食ビュッフェフレッシュジュース、薬膳粥、トロピカルフルーツなど
9:30ドクターの問診・診察初日は詳細カウンセリング、それ以降は経過チェック
10:00午前のトリートメント(複数回)例:全身オイルマッサージ、ハーバルバス、シロダーラ等
12:30昼食ビュッフェスリランカカレー中心の日替わりメニュー
14:00午後のトリートメント(必要時)例:ハーバルスチーム、フェイシャル等軽めの施術
15:00ティータイムハーブティーとヘルシースナックが提供される
16:00自由時間プールやビーチ散策、読書、クラフト体験などお好みで
17:00夕方の瞑想クラス (週3回)呼吸法や瞑想でリラックス
18:30夕食ビュッフェ季節の野菜料理やスープ、ハーブ料理など
20:00就寝準備ハーバルオイル塗布やタブレット服用(処方に応じて)
21:00就寝夜更かしは厳禁。早めに休み翌日に備える

基本的には早寝早起きの規則正しい生活リズムとなり、午前中に集中的に施術を受けて午後以降はゆったり過ごすイメージです。朝は白湯やハーブティーで体内を目覚めさせ、海風の中でのヨガで心身をリフレッシュ。

そしてアーユルヴェーダの要であるトリートメント(施術)は1日あたり合計3~5種類前後が組まれます。施術時間は一つ一つは30分程度ですが、多岐にわたるため終える頃にはお昼近くになっています。

ヘリタンスアーユルヴェーダのアーユルヴェーダ施術

午後は自由時間となり、希望者には瞑想や地元観光ツアーなどのアクティビティも用意されています。

▶ドクターの問診とプログラム作成
到着後まず行われるのがアーユルヴェーダ専門医による問診(コンサルテーション)です。医師から「睡眠の質は?お通じは毎日出るか?普段どんな食事をしているか?アレルギーは?」等、健康チェックさながらの質問があり、脈拍や血圧測定も行われます。ここで自分のドーシャ(体質エネルギー)の傾向を診断され、それに基づき滞在中の施術メニューと食事プランが個別に組み立てられます。

例えば「ヴァータ(風)とカパ(水)のエネルギーが弱い」と判断された場合、それらを補強する食材を積極的に摂り、逆に減らすべき料理には手を付けないよう指導されます。レストランの料理には各メニューごとに「Vata」「Pitta」「Kapha」のラベルが貼られており、自分のドーシャにとってマイナス(悪化要因)と表示された料理は避ける、という具合です。本格的な体質改善のための生活指導まで含めて面倒を見てくれるのは、専門施設ならではの手厚さですね。

なお医師とのカウンセリングには日本語通訳が付く場合もあります。現地スタッフまたは提携ガイドがサポートしてくれるため、英語に自信がなくても安心です(旅行会社経由の予約なら通訳付きがほとんどです)。

さつき

実際に宿泊した方のブログでも「問診時、医師は単語レベルで日本語を理解してくれた。とはいえ細かい不調を伝えるには事前に英語でメモを用意しておく方が確実」といったアドバイスがありました。

通訳無しの場合に備えて、伝えたい症状や期待する効果をスマホ翻訳などで準備しておくと良いでしょう。

▶施術の内容あれこれ
問診を終えると、いよいよ待望のアーユルヴェーダトリートメント開始です!施術は併設のアーユルヴェーダセンターにて行われます。本館から緑に囲まれた小径を歩いて3分ほどの場所にあり、蓮の池が配された癒しの空間です。個室の施術ルームに通され、毎日3~5種類ほど(滞在日数に応じて変動)の施術を受けます。担当セラピストは施術ごとに異なりますが、基本的に毎回ほぼ固定メンバーが付いてくれるため安心感がありました。施術用の使い捨て紙ショーツも用意されているので着替えもラクです。

滞在日数によってプログラムは異なりますが、実際の体験例から主な施術内容をご紹介します:

  • アビヤンガ(全身オイルマッサージ) – ハーブ調合オイルで全身をくまなくマッサージ。2人一組のセラピストが左右同調で行うこともあり、深いリラクゼーション効果があります。ほぼ毎日実施され、肩こりや筋肉疲労の解消に◎。
  • シロダーラ – 額に温めた薬草オイルを垂らし続ける伝統療法。ストレスや不眠に効果的と言われ、3~4日連続で受けると深い瞑想状態に入る人も。短期滞在では最終日までに計2~3回行われました。
  • ハーバルバス – 薬草を煮出した蒸し風呂または蓮葉などを浮かべたハーブ湯に浸かる施術。毛穴を開き老廃物排出を促進。スチームサウナやフラワーバスも含め、日替わりで体を芯から温めるプログラムが組まれます。
  • ナスヤ – 薬草オイルを鼻腔に注入して行うデトックス療法。花粉症や鼻詰まり解消、ストレス軽減に効果があるとされます。ベッドに仰向けになり、ドクターが緑色のオイルをスポイトで点鼻。その後何度も鼻から吸って口から吐き出す動作を繰り返します。オイルが喉に垂れてきて独特の感覚がありますが、終了後はしばらく鼻水が止まらないほど粘膜が浄化されました。
  • アクシタルパナ – ギー(精製バターオイル)を用いた目のトリートメント。目の疲れやドライアイに効果があり、ギーで満たしたパックを目に当て一定時間休ませます。施術後は視界がクリアに感じられました。
  • バスティ(浣腸) – 大腸に薬草オイルや煎じ液を注入し老廃物を排出させる浄化療法。2週間以上の長期滞在では中盤以降に組み込まれ、強力なデトックス効果があります。短期プログラムでは実施しない場合もあります。
  • 鍼治療(Acupuncture) – 希望者には東洋医学の鍼も提供。全身の気の巡りを整え、アーユルヴェーダ施術との相乗効果を狙います。

これら以外にも、フットマッサージやフェイシャル、ヘッドスパ、ハーバルスチーム吸入(ハーブの蒸気を鼻から吸う)など多彩なメニューがありました。

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施術中は全身オイルまみれになりますが、そのままオイルを馴染ませておく方が効果的な場合もあるため、当日のシャンプーや日焼け・冷房は控えるよう指示されるケースもあります。

施術後はセンター内のラウンジでハーブティーをいただきながら一息つけるので、ご安心ください。

こうした伝統トリートメントは決してエステ感覚の「気持ち良いだけ」のものばかりではなく、中には体質改善のため少し刺激が強かったり、慣れないと大変に感じるものもあります。

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しかし終わってみればどれも不思議と心身が軽くすっきりし、デトックス効果を実感できました。滞在後半には「肩凝りが消えた」「肌の調子が良い」「ぐっすり眠れるようになった」など、多くの方が嬉しい変化を感じています。

施術は原則毎日用意されていますが、到着日や出発日についてはスケジュールによって初回または最終日のトリートメントを省略する場合があります。

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フライト時間によっては初日に軽いフットマッサージなどのウェルカムトリートメントのみ行い、最終日は施術なしで終了…というパターンもありますので、予めご了承ください。担当医師が最適なスケジュールを調整してくれます。

▶経過チェックと最終診断
アーユルヴェーダ医師とは毎日顔を合わせます。施術前後にその日の体調を尋ねてくれたり、必要に応じて脈診・視診で経過を確認してくれました。また体質に合ったアーユルヴェーダ薬が処方され、滞在中は食事時などに服用します。

例えば消化を助ける丸薬や、整腸作用のあるハーブオイルなど、日ごとに内容が変わりました。処方薬はホテル内のレストラン横にある専用棚に名前ごとに用意されるので、指示どおり自分で飲みます。嫌な苦味の薬草もありましたが、「痩せ効果が期待できる」と言われたコルルウォーター(ハーブ煎じ水)はごぼうのような風味で飲みやすかったです。

最終日には再度じっくりとチェックアウト前のドクター診断が行われます。ここで滞在中の改善点や今後の生活アドバイスをもらえます。

例えば「あなたはピッタ(火)が強めなので、○○の食品は今後月1回程度に控えましょう」といった具体的な食事指導などです。

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私の場合、「帰国後もプラス評価の食品(=自分に良いもの)は毎日食べてOK、ゼロ評価は週2~3回、マイナス評価のもの(月経に悪い冷たい生野菜など)は月1回以下に」と指南され、生活改善の参考になりました。

また希望者は、滞在中に使用・処方されたオイルやハーブ薬を購入することも可能です。私の滞在時もヨーロッパからの宿泊客が、大量のハーバルピルやオイルを買い込んでいました。

医師が「ピリス」と呼ばれる仏教のお経を唱えてくれる送別セレモニーが行われた夜もあり、神秘的な雰囲気の中で旅を締めくくることができました。

食事はおいしい?ヘルシーアーユルヴェーダ料理を徹底解説

レストランのビュッフェカウンターでは、彩り豊かなスリランカ料理がずらりと並びます。野菜カレーや豆料理を中心に、その場でシェフが焼いてくれるロティ(薄焼きパン)や新鮮フルーツも。各料理にはドーシャのラベルが掲示され、自分の体質に合ったものを自由に選べます。
さつき

ヘリタンスアーユルヴェーダでは朝昼夕すべての食事(アーユルヴェーダミール)が宿泊料金に含まれています。基本的にビュッフェ形式ですが、体調に合わせてシェフにオーダーも可能で、必要に応じて特別メニューが提供されることもあります。

リゾートのダイニングはガーデン&プールに面した開放的な空間で、天井から吊るされた扇風機がゆったり回り、南国の雰囲気たっぷりです。席は屋内外にあり、バワが愛したというテンプルツリー(インドソケイ、プルメリア)の花咲く庭を眺めながら食事ができます。

気になるお味ですが、「ヘルシーなのに美味しい!」との声が多いです。実際に宿泊した方のブログでも「料理が美味しく、飽きのこないビュッフェだった」と評価されています。

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動物性の油脂を使わず野菜中心でありながら、素材の旨みとスパイス使いで物足りなさは感じません。シェフが地元食材と西洋料理のエッセンスを融合させ、栄養価と美味しさを両立させたメニュー開発に工夫を凝らしているそうです。着色料や精製砂糖、合成調味料なども極力排除しており、体に優しい自然派メニューばかりでした。

典型的な食事内容は以下のとおりです:

  • 朝食:ハーブティーやフレッシュジュース各種、カットフルーツ、シリアル、ココナッツパンケーキ、ヨーグルト、スリランカ風乳粥(ミルクライス)など。シェフに頼めば卵料理も調理してもらえます。私は毎朝パパイヤやパイナップルを山盛り食べ、ハーブ粥でお腹を温めていました。
  • 昼食:サラダ、スープ、ライス&カレー各種、ロティ(全粒粉の薄焼きパン)、豆のカレー(パリップ)、ココナッツサンボル、副菜いろいろ。日替わりでグリルフィッシュ(白身魚のグリル)や豆腐料理も並び、タンパク質も適度に摂れます。辛さは控えめに調整され、日本人にも食べやすかったです。
  • 夕食:基本は昼食と似た構成ですが、スープが変わったり、ハーブを使った煮込み料理やキチュリー(豆と米のお粥)が出ることも。ある日は「ハーブでマリネしたチキンのロースト~ラトゥタンパラソース添え」なんてメニューもあり驚きました(※ラトゥタンパラ=スリランカの赤ヒユ菜)。デザートにはハイビスカスゼリーやキトゥル(ヤシ蜜)プリンなど、砂糖不使用でも甘みを感じるヘルシースイーツが並びます。珍しい南国フルーツも色々と味わえました。

全体として「スリランカの家庭料理をベースにした健康ビュッフェ」という印象です。もちろん日によってメニューは変わりますし、各人のドーシャに合わせた特別食が出ることもあります。

さつき

例えば施術で強力な下剤を飲んだ日は、消化に優しいライススープやタマリンド風味のスープが提供され、体を労わる配慮がされていました。私の場合、断食明けにはスパイスを抑えた野菜スープとパンだけ、といった軽食メニューになったこともあります。

注意点として、コーヒーや紅茶(カフェイン飲料)、アルコール類、冷たい飲み物は一切提供されません。お酒やカフェインはアーユルヴェーダ上NGですので、滞在中はデトックスのためにも我慢しましょう。

レストランでは氷抜きの常温ハーブウォーターやホットティーが常に用意されています。喫煙も前述のとおり敷地内ではできませんので、食後の一服は諦めて代わりにハーブティーを楽しんでください。

ラクシャン

「ずっとカレー料理ばかりで飽きないかな…」という点については、2週間滞在した方の口コミでは「さすがに最後の方は毎日カレーで飽きた」との声もありました。

ヘリタンスではお昼・夜は基本カレー中心のビュッフェであるのに対し、別のアーユルヴェーダ宿(例:ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パビリオン)では体質別コース料理を一品ずつ提供するスタイルもあります。そのため、バラエティという点ではコース提供の方が新鮮かもしれません。

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ただヘリタンスのビュッフェは品数が多く、自分の好きなものを好きなだけ取れる利点があります。「ヘリタンスは料理が美味しくビュッフェ形式なのが決め手になった」という旅行者もいるほどなので、1週間程度の滞在なら飽きずに楽しめるでしょう。

補足ですが、午後には無料のアフタヌーンティーサービスがあります。毎日15時頃になるとプールサイドにヘルシースナック(ハーブクッキーやスパイスナッツなど)と紅茶が並び、自由につまめました。

また週に数回、クッキングクラスも開催されており、シェフ直伝のスリランカ料理を学ぶ機会もあります。私も滞在中にダルカレー(レンズ豆のカレー)の作り方を教わり、修了証代わりにレシピカードをいただきました。食の面からもスリランカ文化に触れられて大満足です。

気になる予約方法と料金は?お得なツアー情報も

ヘリタンスアーユルヴェーダへの旅を計画するにあたり、予約手段や費用も気になりますよね。結論から言うと、日本からの場合は航空券+ホテル(+施術)込みのパッケージツアーを利用するか、自分で航空券を手配してホテル直予約または予約サイト経由で部屋を確保するかの二通りがあります。

日本の大手旅行会社もこの施設を扱っており、例えば「エス・ティー・ワールド」や「HIS」「JTB」などからヘリタンスアーユルヴェーダ滞在プランを申し込むことができます。

特にSTW(エス・ティー・ワールド)は本施設を紹介する特集ページを設けていて、航空券や送迎、観光と組み合わせたモデルツアーを提案しています。

ツアーの場合、現地での日本語アシストや通訳、送迎もセットになっているので初めてでも安心感があります。価格は時期や日数によりますが、6泊8日で30~47万円前後(往復航空券エコノミー&全食事・施術込)といったパッケージが設定されています。

キャンペーン次第ではもう少し安くなることもあり、まずは各社サイトで見積もりを取ってみると良いでしょう。

一方、個人手配で行く場合は、ヘリタンスアーユルヴェーダ公式サイトやホテル予約サイト(ExpediaやAgodaなど)から宿泊予約が可能です。公式サイトから直接予約するメリットは、時期によって「7泊以上で空港送迎無料」など特典が適用されることがある点です(※2023年時点では一時休止中との情報あり)。

ただし料金自体は予約サイト経由の方が割引が効いて安くなるケースも多いようです。実際に利用者の比較では「同じ日程・条件で検索したところ、Expedia経由が1泊あたり約2,800円安かった」との報告がありました。

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さらにExpediaなら会員割引やポイント還元も付くため、総合的にお得になることがあります。AgodaやBooking.comでも頻繁にタイムセールを行っているため、公式含め複数サイトの料金をチェックしてから予約すると良いでしょう。

▶宿泊料金の目安
気になる宿泊費ですが、季節や部屋タイプによって変動します。一例として、日本人ブロガーの体験では*「2024年1月にクラシックルーム2名8泊して、合計約33万円(クレジットカード請求額)」だったそうです。一人あたりに換算すると約16.5万円、1泊あたり2万円弱となります。

繁忙期の年末年始はもう少し高くなり、逆にオフシーズン(5~7月頃)は多少安くなる傾向です。また基本的に最低3泊以上からしか予約できない点にも注意してください。アーユルヴェーダの効果を出すには連続した滞在が必要なため、短くとも3泊、可能なら1~2週間の余裕をもって計画しましょう。

航空券については、現在日本(成田)からスリランカへの直行便がスリランカ航空で週数便運航されています。所要約9~10時間でコロンボに到着です。

往復航空券代は時期によりますが、エコノミーでおおよそ10万~15万円前後が相場でしょう。ツアーでない場合は空港からホテルへの移動も自力で手配する必要があります。

ヘリタンスアーユルヴェーダまでは車で約1時間半ですので、事前にホテルへ有料送迎を依頼するか、空港タクシー/配車アプリ(PickMeなど)で向かう形になります。

料金目安は空港タクシーで片道7,000~8,000スリランカルピー(約3,000~3,500円)程度です。ホテル手配の場合は若干割高になりますが、安全性と確実性を買ってお願いするのも良いでしょう。

さつき

ブログでは「7泊以上予約すると無料送迎が付いた」との記述もありましたが、現在は提供停止中とのことです。念のため事前にホテルへ確認してください。

▶あると便利な持ち物・事前準備
健康目的の滞在とはいえ旅行は旅行。持ち物や準備も万全にしておきましょう。

  • 衣類:日中は半袖で過ごせますが、治療中はオイルで汚れてもよい楽な服装を。ホテルで洗濯するなら速乾素材の服がおすすめです。
  • 水着:プールや海辺で泳ぎたい場合は忘れずに。ビーチタオルはホテルにあります。
  • 日焼け止め・帽子:屋外でヨガや散歩をする際の必需品です。スリランカの紫外線は強いので対策を万全に。
  • 虫除け:蚊はそれほど多くないものの、夕刻のガーデンでは刺されることも。虫よけスプレーがあると安心です。
  • 常備薬:下痢止めや頭痛薬など簡単な薬は持参しましょう。アーユルヴェーダ薬は現地で処方されますが、西洋薬が恋しくなる場面もあるかもしれません。
  • 日本語の本:図書コーナーにも多少ありますが、読みたい本があると充実した午後のリラックスタイムを過ごせます。
  • 洗面用具:前述のようにコンディショナーや歯ブラシ等は備え付けがありません。女性はヘアオイルやパックなど、自分好みのケア用品があるとより快適です。

そのほか、現地通貨スリランカルピーへの両替は空港の銀行カウンターで済ませておくことをおすすめします(ホテルでも両替可能ですがレートは若干空港に劣ります)。

クレジットカードはVisa/Masterが利用可能で、ホテルの会計もカード払いできます。チップに関しては、枕銭やポーターへの心付け程度でOKです。治療担当のセラピストには最終日にまとめて渡す人もいるようですが、強制ではありません。

最後に、言語面の安心材料です。前述のとおり、日本人スタッフや日本語を話せる現地スタッフがいる場合があります。また旅行会社経由なら日本語ガイドがチェックイン時に同行してくれることもあります。

さつき

英語しか通じない状況でも、身振り手振りや翻訳アプリで皆親切に対応してくれますので大丈夫です。実際宿泊した方からも「スタッフが皆優しく、一人旅でも他の宿泊客とおしゃべりしたり海辺を散歩したり、のんびり楽しく過ごせました」との満足の声が上がっています。初めてのスリランカ旅行でも過度に構えず、ぜひ思い切って飛び込んでみてください。

おわりに:ストレスなくスリランカを全部まわる—専用車チャーター

紅茶の丘を抜け、レトロな列車で霧の高原へ――
世界遺産8カ所・サファリ・ビーチリゾート・本場アーユルヴェーダ。北海道より小さな島にすべてが詰まった宝石箱、それがスリランカです。

ところが鉄道や長距離バスは本数も座席も限られ、遅延は日常茶飯事。「移動で1日終わった…」 そんな声も少なくありません。

いまや日本人だけでなく、ヨーロッパをはじめ世界中の旅行者が賢く選んでいるのが専用タクシーチャーター
ホテル前から世界遺産のゲートまでドアツードアで直行でき、荷物も車に置いたまま観光可能。限られた休暇を朝から夜まで余すことなく楽しめます。しかも料金は“1台単位”。2人以上なら公共交通より割安になるケースも少なくありません。

新興国旅行で避けられない公共機関利用による時間の浪費心身のストレス。それを丸ごと排除し、旅そのものを圧倒的に快適で濃密な体験へと引き上げる――。
だからこそ、タクシーチャーターの利用は「贅沢」ではなく、最も合理的で賢明な選択だと断言できます。

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