海外旅行の楽しみの一つが「お土産選び」です。 スリランカ を訪れるなら、現地ならではのユニークなお土産をぜひゲットしたいですよね。

本記事では、20〜30代の日本人女性観光客向けに、スリランカ旅行でおすすめのお土産をジャンル別に詳しく紹介します。アーユルヴェーダ系コスメを中心に、雑貨、ばらまき土産、紅茶、スーパーで買える食品、オイル類など幅広くカバーします。
最後にはお土産選びのコツとして、「喜ばれる」「写真映えする」「軽く持ち帰りやすい」ポイントも解説。スリランカ旅行のお土産計画にぜひお役立てください。




スリランカ土産の定番カテゴリー
それでは見ていきましょう。カテゴリーごとにおすすめ商品や現地での価格帯、買える場所、さらに口コミ傾向などを掘り下げます。スリランカならではの伝統とトレンドが詰まったお土産をチェックしていきましょう。
セイロン紅茶
「セイロンティー」の名で知られるスリランカ産紅茶は、世界三大紅茶の一つに数えられるほど有名です。





紅茶好きの方へのお土産や自分用にもぜひ購入したい定番中の定番と言えます。スリランカ各地の高原地帯で生産される紅茶は、標高や産地により風味が変わり、ウバ、ヌワラエリヤ、ディンブラなどのブランド茶園の名前でも親しまれています。
スーパーでも質の良い紅茶がとても安価に手に入ります。例えば、現地人気ブランドDilmah(ディルマ)のティーバッグやリーフティーは、大容量パックでも数百ルピー(数百円)程度です。
以下の写真はコロンボ市内スーパーの紅茶売り場で、Dilmahの200gリーフパックがRs780(約390円)と表示されています。日本の感覚ではあり得ないお手頃さですね。


日本へのばらまき用には、ティーバッグの詰め合わせや缶入り紅茶がおすすめです。ディルマのギフトセット(紅茶ティーバッグ40袋入り)は約Rs2,500(約1,000円)でした。



箱や缶に入ったものはデザインも南国風で可愛らしく、写真映えも狙えます。例えば、象やペイズリー模様があしらわれた紅茶缶はそれだけでお土産感満点です。
中国語圏の記事では「マックウッズ茶園の直営店」が紅茶購入に推奨されていました。有名茶園(ヌワラエリヤにあるMackwoodsなど)では工場見学と併設ショップで新鮮なお茶を買えます。旅程に余裕があれば茶園訪問も良いでしょう。
スリランカ紅茶と一口に言っても、フレーバーティーも豊富です。マンゴーやバニラ風味の紅茶、スパイスチャイ用のブレンドティーなど、南国らしい香りのものがたくさん。ティーバッグなら軽くて嵩張らないので、気になるフレーバーをいくつか買って飲み比べるのも楽しみです。現地でしか出会えない味を発掘してみましょう。
購入場所: 紅茶はスーパー(Keells, Cargills Food Cityなど)で種類豊富に揃います。空港の免税店やコロンボ市内の有名店(例:Mlesna Tea CentreやDilmah Tea Lounge)でもギフト向け高級紅茶が買えますが、値段は割高です。街中のスーパーなら日常用からお土産用まで網羅されていて最安です。高級志向ならティーショップや専門店を覗いてみてください。保存期間も長いので大量購入しても安心です。
口コミ傾向: 日本人旅行者からは「とにかく安いので大量買いした」「産地ごとの味の違いを楽しめる」といった声が。紅茶好きの方には「スリランカで自分好みの銘柄を見つける」醍醐味もあるようです。
一方、「荷物になるからティーバッグ中心にした」という意見もありました。缶入りは可愛いけれど重いので、缶は1~2個にして中身のティーバッグを追加購入するなど工夫している人もいます。
アーユルヴェーダのハーブティー
スリランカは伝統医学アーユルヴェーダが日常に根付いた国です。そのため、紅茶以外にも様々なハーブティーが売られています。特に有名なのがサマハン (Link Natural社のSamahan) と呼ばれるスパイスティーです。


ジンジャーやコリアンダーなど14種のハーブがブレンドされたインスタントティーで、風邪気味のときに飲むと喉がすっきりするとしてスリランカ国民の定番となっています。



小さな個包装の粉末が10包入り1箱で約Rs200(¥80前後)と激安なので、私もスーパーで見かけたら迷わずまとめ買いしました。日本では健康志向の高いスーパーで「スパイスティー」として5倍以上の値段で売られていた例もあり、現地調達が断然お得です。
サマハン以外にも、例えばLink Natural社やHemani社などが出しているハーブティーのティーバッグが色々あります。
デトックス用、睡眠改善用、免疫ブーストなど効能別にブレンドされたものがあり、パッケージも英語表記なので用途が分かりやすいです。スーパーには「Herbal Tea」コーナーが設けられており、地元の人々が日常的に利用している様子がうかがえました。
日本では珍しいハーブティーとして、モリンガ茶やバタフライピー茶なども売っていることがあります。旅の思い出にそうしたエスニックな健康茶を試してみるのも良いですね。
購入場所: ハーブティー類も大型スーパーやドラッグストアで購入できます。アーユルヴェーダ薬局(Osu Salaなど)でも扱っています。空港の土産店ではサマハンなど定番品は手に入りますが、値段は市中より高め。コロンボ市内であれば、BarefootやGood Marketといったオーガニック系ショップでもオシャレなハーブティーが入手できます。
「クセが心配だったがほんのり甘くて飲みやすい」「職場で配ったら話題になった」という口コミも見られました。ハーブティー類は効能の説明が英語で書かれているので、「ヘルシー志向の友達に喜ばれた」とのことです。
アーユルヴェーダコスメ・オイル・日用品



スリランカ土産で女性人気No.1といえば、やはりアーユルヴェーダコスメでしょう。ハーブやエッセンシャルオイルを使った自然派コスメは、自分用にもプレゼントにも大好評です。



中でも有名ブランドがSpa Ceylon(スパセイロン)です。日本にも店舗展開していますが、現地価格は日本の半額以下と断然お得! そのほか老舗のSiddhalepa(シッダレーパ)やNature’s Secret、サプリで有名なLink Naturalなど魅力的なブランドが揃います。
ここでは特に人気のコスメとオイル系商品、そして歯磨き粉などの日用品も含めて紹介します。


主なアーユルヴェーダコスメブランドとおすすめ商品
以下の表に、スリランカで人気のアーユルヴェーダ系コスメブランドとその特徴、主な商品、価格帯、購入場所をまとめます。
ブランド | 特徴・人気商品 | 価格帯(現地) | 購入場所 |
---|---|---|---|
Spa Ceylon (スパセイロン) | 王室御用達の高級アーユルヴェーダコスメブランド。パッケージがカラフルで可愛く、ギフトセットも豊富。人気商品はバーム(軟膏)、ハンドクリーム、アロマオイル、石鹸、バス&ボディケア全般。 | ハンドクリーム:約Rs1,500~2,000(約¥800〜¥1,000) バーム小瓶:約Rs1,200(約¥600) ※日本価格の半額以下 | コロンボやゴール等の直営店(路面店)。主要都市のショッピングモール内店舗。空港出発エリア前にも大型店あり。 |
Siddhalepa (シッダレーパ) | アーユルヴェーダの老舗メーカー。医薬品系から日用品まで幅広く展開。定番は**肩こり・筋肉痛に効くハーブバーム(サロンパスのような軟膏)で、ミントのスースー感が特徴。他にハーブ歯磨き粉や石鹸、マッサージオイルも人気。 | バーム小:Rs200〜300(¥100程度) 歯磨き粉(Supirivicky):Rs350~500(¥150〜¥200) 石鹸1個:Rs100〜200(¥50〜¥80) | 街中のドラッグストア、スーパーで入手容易。Siddhalepa直営のアーユルヴェーダスパや薬局でも購入可。空港売店にも一部製品あり。 |
Nature’s Secret (ネイチャーズシークレット) | スリランカ最大級の自然派コスメブランド。植物由来のスキンケアが充実。アロエベラやサンダルウッド配合のフェイスクリーム、ボディローション、シャンプーなどが人気。現地女性にも愛用者多数。 | フェイスクリーム:約Rs800〜1,200(¥350〜¥500) ボディローション:Rs700前後(¥300弱) | コロンボなどの直営ショップ、各地の薬局・ビューティーショップで販売。スーパーでも一部商品を取り扱い。 |
Link Natural (リンクナチュラル) | アーユルヴェーダのサプリやヘルスケア製品で有名。サマハン(ハーブティー)やSudantha歯磨き粉、ハーブシャンプー等を展開。コスメというより健康寄りだが、スキンケアオイルやクリームもあり。 | Sudantha歯磨き粉:Rs300程度(¥120) ハーブ石鹸:Rs150(¥60) スキンオイル各種:Rs500〜800(¥200〜¥320) | スーパーやドラッグストアで入手容易。アーユルヴェーダ薬局(Osu Sala等)や有名土産店でも取り扱い。 |
Swadeshi (スワデシ) (Rani / Khomba) | 地場の日用品メーカー。Rani サンダルウッド石鹸やKhomba(ココナッツ・ニーム)石鹸はロングセラー。素朴だが品質良い石鹸は現地価格¥30〜¥50程度と激安で、香りが良いと評判。 | 石鹸1個:Rs60〜120(¥30〜¥50) ※まとめ買いに最適 | スーパーや雑貨店で販売。ローカル向けの商品だが品質が良く、ばらまき土産にも◎ |



上記のように、各ブランドとも日本では入手困難 or 高価なものが現地では手頃に買えるのが魅力です。Spa Ceylonは特に「日本の1/3の値段で買えた」という声もあり、私もコロンボ店でハンドクリーム3本セットをお得価格でゲットしました。
空港の出国後エリア店ではUSD建てで割高になるため、市内店舗か空港出国前エリア店での購入が吉とのことです。
コスメ以外のおすすめ日用品
アーユルヴェーダ製品はコスメ以外にもユニークな日用品があります。例えばハーブ配合の歯磨き粉や蚊除けグッズです。
- Supirivicky(スピリヴィッキー): 前述のSiddhalepa社製ハーブ歯磨き粉。真っ黒いペーストでショウガやクローブが効いたスパイシーな磨き心地ですが、爽快感が病みつきになると評判。小サイズ〜大サイズまであり、150円程度と安価なので複数買いして配るのも◎。「最初はピリピリ驚くけど後を引く爽やかさ」と口コミでも好評です。
- ハーブ石鹸: 上表のRaniやKhombaなど、天然ハーブの固形石鹸は品質が高く香りも良いのに1個50円前後と激安です。サンダルウッド(白檀)石鹸はリラックスできる香りで人気。小さいサイズもあり、職場のばらまきには最適です。「安いので10個まとめ買いした」「使うとお風呂が南国の香り」と評判。
- Siddhalepa バーム: 筋肉痛や頭痛に塗るとスーッと楽になる緑色の軟膏。現地では誰もが知る家庭常備薬で、日本の湿布的な存在です。ミニサイズは100円以下で、私も大量購入しました。お年寄りへのお土産にも喜ばれますが、ハッカ強めなので「好き嫌いが分かれるから渡す相手を選ぶべき」との助言もありました。
- ココナッツオイル: 南国スリランカではココナッツオイルも安価です。エキストラバージンの食用ココナッツオイルや、髪に塗るヘアオイルなどがスーパーで手に入ります。100mlボトルで数百円程度。軽いものではありませんが、美容好きの友人には喜ばれるでしょう。
- 虫除けクリーム: ハーブ配合の天然虫除けも売られています(例えばHela Kurumba製品など)。シトロネラやレモングラスの香りで肌に優しく、小瓶で¥200程度。南国ならではの実用土産ですね。
口コミ傾向: 日本人旅行者からは「ハーブ歯磨き粉が衝撃的だったが家族にウケた」「スパセイロンの石鹸セットは映えるし喜ばれた」「シッダレーパの軟膏は肩こり持ちの母に大好評」といった声が寄せられています。特にSpa Ceylon製品は「見た目が豪華なのでプレゼント映えする」と絶賛。反対に、ローカル石鹸やハーブ歯磨き粉は「ネタとして面白い」という受け取られ方もあります。いずれにせよ、日本では珍しいものというだけで話題になりやすく、お土産交換の場でも盛り上がるでしょう。
スパイス&カレー食材
「セイロンのスパイス」は古くから世界中に知られています。特に有名なのがシナモン(肉桂)で、セイロンシナモンの品質は世界一と言われます。そのほか黒胡椒、クローブ、ナツメグ、カルダモンなど、多種多様なスパイスがスリランカ土産の定番です。料理好きな方へのギフトにも、自分用の料理挑戦にも最適です。


- カレー粉・ミックススパイス: スリランカ料理に必須のカレーパウダーもぜひ買いましょう。スーパーにはロースト(炒り)タイプとノンローストタイプのカレー粉が売っています。おすすめは現地ブランドMA’s Kitchenのカレー粉で、100〜200ルピー(50〜100円)という安さ。チキンカレー用、フィッシュカレー用、エビカレー用など用途別ブレンドもあり迷ってしまうほどです。日本のカレールーでは味わえないスパイス感が手軽に再現できます。
- 単品スパイス: シナモンスティックは日本で買うと高いですが、こちらでは葉巻のように太い極上品が格安です。100g袋で数百円程度。シナモン以外にも、胡椒粒(テーブルペッパー用)、カレーリーフの乾燥品、ターメリックパウダー、マスタードシード等、なんでも揃います。「何に使うの?」という珍しいスパイスもありますが、料理好きへのネタ土産として面白いでしょう。
- チャツネや調味ペースト: スパイスに関連して、マンゴーチャツネやシェフ瓶詰めの調味料もおすすめです。マンゴーチャツネ(甘酸っぱい薬味ソース)はRs250ほど(約100円)で瓶入りを購入。また、スリランカ料理で使うカレー調味ペースト(※インドのPickleに似た辛いペースト)も小瓶が売っています。試しに買ってみると、本格カレー作りが捗ります。
価格帯: スパイスは大抵100gでRs100〜400(¥40〜¥160)くらいです。高級なサフランは除きますが、シナモンや胡椒も数十円〜百円台で買えるので遠慮なくまとめ買いOK。「スーパーでスパイス10袋買っても日本円で千円しなかった!」という声もあるほど。なお、スパイスの持ち帰りは問題ありませんが、粉末が多いと検疫で開封確認される可能性もあります。密封パックのまま持ち帰りましょう。
口コミ傾向: 日本人旅行者からは「香りが全然違う、本場のシナモンに感激」「帰国後カレー作りにハマった」「料理しないけどシナモンスティックは紅茶に使えて便利」とかなり好評です。女性には「キッチンに並べてもオシャレ」との声も(スパイス瓶を詰め替えてインテリア調にする方もいるようです)。一方、「粉ものは漏れないよう二重包装推奨」という実用的アドバイスもあります。チャツネなど瓶詰めは重いので、1つか2つにとどめておくといいでしょう。
お菓子・スナック類(ばらまき土産に最適)


南アジアのお菓子というと「すごく甘いのでは…?」というイメージもありますが、スリランカにはユニークで美味しいお菓子やスナックが揃っています。ばらまき土産として配れる個包装のお菓子もありますので、職場や友人用にチェックしましょう。
- ビスケット&クッキー: スリランカは実はビスケット消費量が多く、有名なお菓子メーカーにMunchee(マンチー)社やMaliban(マリバン)社があります。定番でおすすめは3つ:チョコレートクリームをサンドしたビスケット、レモンパフ、ジンジャークッキーです。チョコサンドビスケット(例えば「Munchee Chocolate Cream Biscuit」)は紅茶に合う素朴な甘さで、「日本のチョコ菓子とは一味違うクセになる味!」と紹介されていました。レモンパフはMaliban社のロングセラーで、甘酸っぱいクリームが美味しいです。ジンジャービスケット(生姜クッキー)はその名の通りピリッと生姜が効いた大人の味で、現地では紅茶のお供の定番。初めて食べると「クッキーなのに辛い!」と驚きますが、だんだん癖になります。これらはすべて1袋あたりRs200〜400程度(¥80〜¥160)で、数十枚入りなのでコスパ抜群です。小分け包装ではない商品も多いですが、職場で袋ごと配って皆でつまんでもらうには十分でしょう。
- ナッツ類: スリランカ産のカシューナッツは大粒で甘みが強く、世界的にも高品質で知られます。おつまみとして喜ばれるので、ナッツ好きな方へ是非。現地では塩味以外にカレー味、BBQ味、スパイシー味、オニオン味など多彩なフレーバー付きカシューナッツが量り売りされています。マーケットで好みの味を詰めてもらうこともできますし、スーパーでも100gや250gのパックが買えます。価格は品質によりけりですが、例えば蜂蜜ローストカシューナッツ100gでRs800前後(¥320)など。日本で買うより割安です。ピーナッツを砂糖衣で揚げたお菓子(Devilled Peanut)なども売っており、珍しいので一緒にいかがでしょう。
- パパダン(パパダム): ちょっと意外なおすすめとして、パパダンがあります。パパダンはウラッド豆の粉から作る薄い煎餅のようなもので、カレーのお供に揚げて食べると最高の食感! 現地ではカレーを頼むと付いてくるアレです。スーパーで生のパパダンが袋入りで安く売っています(60gでRs100ちょっと、約¥50)。作り方は高温の油で数秒揚げるだけ。お子さんのおやつやビールのおつまみにもなるので、「かさばらないし絶対買うべき」と某ブログで激推しされていました。軽いので大量に持ち帰っても苦になりません。ただし揚げ調理が必要なのは事前に伝えたほうが良いでしょう。
- その他のお菓子: スリランカ伝統菓子ではココナッツミルクを固めたトフィーや香辛料入りケーキ(カヴァムなど)がありますが、日持ちや扱いやすさの点で旅行者向きとは言えません。その代わり、ドライフルーツ(ジャックフルーツやマンゴーの乾燥菓子)やティータイムケーキ(個包装パウンドケーキ)がスーパーで買えます。台湾人の記事では、木の実入りの常温保存ケーキやジュースまで「必買」に挙げていました。これらは嗜好が分かれますが、興味があれば挑戦を。比較的ハズレが少ないのは、セイロンティー味のキャンディ(紅茶キャンディ)でしょうか。紅茶メーカーが出しているキャンディは紅茶の香りがして美味しいと評判です。
口コミ傾向: 日本人にはレモンパフのファンが多い印象です。「素朴で懐かしい味」「紅茶に浸して食べると絶品!」とのこと。ジンジャービスケットは「ネタとして渡したら案の定驚かれたがハマる人続出」という声もありました。パパダンについては、「こんがり揚げて出したら家族に好評で即無くなった」というエピソードも。総じて、日本にない味のお菓子が多いので話題性も◎です。ただし甘さはかなり甘いので、「甘党の友人に配った」「職場にはウケ狙いで辛いビスケットを」という風に、贈る相手の好みに合わせてチョイスすると良いでしょう。
工芸品・雑貨類


スリランカの伝統工芸品や雑貨もぜひ手に取ってみてください。南国らしいカラフルな雑貨はインテリアとしても素敵ですし、「ザ・スリランカ」な逸品は記念になります。ここでは人気の雑貨系土産を幾つか紹介します。
- 木彫りの置物: スリランカといえば象! ということで、木彫りの象の置物は定番土産です。大きさもミニから特大まであり、手のひらサイズなら価格も手頃(Rs500前後〜)で軽いです。手彫りの温もりが感じられ、象好きの方にはたまりません。そのほか仏陀像や伝統仮面(悪魔払いのマスク)、キャンディアンダンサーの人形なども売られています。伝統仮面は壁掛けインテリアとしても映えるため、欧米人観光客に人気です。仮面は地域ごとにデザインが異なり、由来を調べると面白いですよ。
- バティック製品: バティックとはろうけつ染めのこと。スリランカのバティック布はカラフルで南国柄が多く、これを使ったスカーフやバッグ、シャツなどが土産物屋に並びます。薄手で軽い布製品はお土産に向いており、色違いで購入して友人とお揃いにするのも楽しいでしょう。現地では象やシンハラ文字モチーフのTシャツやアロハ風シャツも売っており、カップルで着て写真を撮るなんて人も。日本でも夏の部屋着にちょうどいいと好評でした。
- アクセサリー・宝石: スリランカは「宝石の島」の異名もあります。ブルーサファイアやムーンストーン、ガーネットなどが産出し、ジュエリーショップが多数あります。本格的な宝石は鑑別書付きで数万円以上するため上級者向けですが、ムーンストーンのシルバーリング程度なら意外と手頃(数千円〜)です。ただ宝石購入は信頼できる店選びが重要なので、観光ガイドや信頼筋に相談してからにしましょう。もっとカジュアルに楽しむなら、半貴石ビーズのブレスレットや貝殻アクセサリーがおすすめ。マーケットで1つ数百円で買え、南国気分を纏えます。
- 紙製品(象糞紙など): 前述した象のフンから作った紙は、「エレファントダンペーパー」としてお土産屋の定番です。象の糞には繊維質が多く含まれるため、これを洗浄・加工して紙に漉きこんだもので、ノートやメモ帳、フォトフレームなどに仕立てられています。臭いは全く無く、言われなければ象のフンとは気づきません。ユニークさ満点で環境にも優しく、話題性抜群のお土産です。価格はノート1冊でRs800〜1,000(¥300〜¥400)程度とやや観光客価格ですが、一つ買ってジョークギフトにするのも良いでしょう。
- 布製バッグ・ポーチ: スリランカにはオシャレなライフスタイルショップもあり、例えばBarefoot(ベアフット)は手織り布を使ったカラフルなバッグやポーチが人気です。ビビッドなストライプ柄のランチョンマットやブックカバーなど、女性ウケ間違いなしのアイテムが揃っています。価格は日本と同程度か少し安いくらいですが、デザイン性を求めるなら訪れて損はありません。Paradise Roadといった高級店ではモノトーンの洗練雑貨もあります。
価格帯: 木彫り小物はRs300〜500程度から、布製品はポーチでRs1,000前後〜、大きな壁掛け仮面や置物だとRs5,000を超えるものもあります。値札のない個人店では必ず交渉を。目安として最初の提示額から30%程度値下げできることも多いです。ラクサラは定価販売なので交渉不可ですが、その分品質は安心です。
口コミ傾向: 雑貨は「見るだけでも楽しい!」との声が多いです。女性からは「Barefootのポーチが可愛すぎて自分用にも購入」「象の小物入れはお土産に喜ばれた」など。男性では「仮面を衝動買いしたが飾ったら部屋のアクセントになった」という人もいました。また、「象糞ノートを渡したら最初驚かれたがウケた」という笑い話も。宝石類に関しては「品質の良いブルーサファイアを日本より安く手に入れた」という上級者もいましたが、一方で「素人には見極めが難しい」「時間がないと難しい」との意見も。工芸品は基本一点ものなので、「出会いが大事」とも言えます。気に入ったものがあればその場で手に入れるのが吉でしょう。
日本人女性向けお土産選びのポイント





最後に、20〜30代の日本人女性観光客に向けて、「どんなお土産が喜ばれるか?」「写真映えするか?」「軽く持ち帰りやすいか?」という視点でまとめます。
- 喜ばれる: やはりコスメ類や紅茶はハズレが少なく喜ばれます。特にSpa Ceylonのようなおしゃれコスメは、自分では高くて買わないけど貰ったら嬉しいというアイテムです。紅茶もティーバッグの可愛いセットやフレーバーティーは女性受け抜群。ほかに、日本では珍しいハーブ歯磨き粉やハーブティーも健康志向の友人に喜ばれました。また甘党には紅茶クッキー、辛党にはジンジャービスケットなど、その人の好みに合わせてあげると「分かってる!」と思ってもらえます。
- 写真映えする: パッケージがカラフルなSpa Ceylon製品はインスタ映えします。実際、色とりどりの石鹸セットやバームの瓶を並べて撮影する人も。Barefootの雑貨やバティックの布も、鮮やかな色合いが写真映え要素です。紅茶もスリランカらしいイラスト缶などは背景に入れて撮るだけで南国感アップ。木彫りの象や仮面は、旅先のマーケットで手に持って写真を撮るのも映えますし、買って帰ってからおしゃれに配置して撮っても◎。せっかくならフォトジェニックなお土産を選んで、旅の思い出とともにSNSにアップするのも楽しみですね。
- 軽く持ち帰りやすい: 「いっぱい買いたいけど荷物が…」という方は、小さく軽いものを狙いましょう。具体的にはティーバッグ紅茶、スパイスの小袋、サマハン(小袋ハーブティー)、バームや歯磨き粉のミニサイズ、石鹸、布製品(スカーフや小ポーチ)、アクセサリーなどです。これらはスーツケースの隙間に詰め込みやすく重量もさほど負担になりません。逆に避けた方がいいのはガラス瓶入り(チャツネやジャム等)や大型の置物、陶器など重い・壊れ物です。どうしても買いたい場合は厳重に梱包しましょう。また、液体オイル類は漏れ防止にラップで包むのをお忘れなく。
まとめると、「自分では買わないけど貰うと嬉しい」という観点で選ぶと、相手に喜ばれる確率が高いです。また配る量が多い場合は安価でかさばらない物をメインに、一部特別感のある物(高級コスメやユニーク雑貨)を混ぜるとメリハリがつきます。



20〜30代女性であれば、美容・健康系やかわいい系は鉄板ですし、話のネタ系も一つあると盛り上がります。スリランカのお土産は安価なものでもエキゾチックな魅力に溢れていますから、ぜひ色々手に取って、自分と周りの人みんながハッピーになるお土産選びを楽しんでください!