スリランカのスパイス一覧&完全ガイド|トゥナパハ・スパイスティー・カレースパイス、そしてスパイスガーデン体験など網羅的に解説

スリランカのスパイス一覧&完全ガイド|トゥナパハ・スパイスティー・カレースパイス、そしてスパイスガーデン体験など網羅的に解説
  • URLをコピーしました!

スリランカは「スパイスアイランド」の異名を持つほど香辛料の宝庫です

さつき

初めて訪れる観光客でも、街に漂うシナモンやカレーの芳しい香りにワクワクすることでしょう。実は日本のカレー粉や紅茶にも、スリランカ産のスパイスが使われていることが多く、その質の高さは世界的にも有名です。

本記事ではスリランカ旅行で外せないスパイス市場やスパイスガーデンでの体験談、初心者でもわかる代表的なスパイスの一覧と効能、さらに旅後に便利な通販お取り寄せ情報まで網羅的にご紹介します。

スパイスの知識ゼロでも大丈夫!これを読めば、 香り豊かなスリランカのスパイスの世界 を存分に楽しむ準備が整います。

目次

スリランカのスパイスとは?歴史と魅力を解説

スリランカは古来より香辛料交易の要衝でした。中世にはギリシャ・ローマ・アラブの商人が訪れ、14世紀頃までには世界中の交易ルートがスリランカを経由していたといいます。

中でもセイロンシナモン(シナモンの原種)は特に高品質で知られ、現在でも世界の純正シナモンの約90%をスリランカが生産・輸出しています。

セイロンシナモンは風味が上品で「真のシナモン」と称され、安価なカシア(ニッキ)より優れていると評価されます。

こうした香辛料は、現地では単なる調味料に留まりません。アーユルヴェーダ(伝統医療)の本場でもあるスリランカでは、日々の食事にスパイスを使うことが健康維持に役立つと信じられてきました。

ラクシャン

実際、ヨルダンで開催されたイベントでスリランカ大使は「日々の料理にスリランカのスパイスを使うことが人々の健康増進に役立つ」と述べています。

例えばブラックペッパー(胡椒)は「スパイスの王様」と呼ばれ消化促進や抗酸化作用に優れ、カルダモンは「スパイスの女王」と呼ばれ脂肪燃焼や胃もたれ防止に効果があるとされています。このようにスリランカのスパイスは風味だけでなく薬効も期待できる点が大きな魅力です。

さつき

さらにスリランカ産スパイスの品質は国際的にも折り紙つきです。セイロンシナモンやセイロンペッパー、クローブ(丁子)、ナツメグなど、その香り高さと純度の高さで近年輸出額も増加傾向にあります。

インドやパキスタンといった香辛料大国ですら、スリランカ産スパイスをエッセンシャルオイル原料として取り寄せるほど品質を認めているほどです。

一言で言えば、スリランカのスパイスは歴史と伝統に裏打ちされた「香りの宝石」。旅行中にぜひ本場の香りを堪能し、その奥深さを味わってみてください。

スリランカの代表的なスパイス一覧と効能

スリランカ料理でよく使われる主要スパイスを一覧でご紹介します。香りや効能を知っておくと、現地で実物を見る際やお土産選びにも役立ちます。

ターメリック(Turmeric/ウコン)

鮮やかな黄色い粉末。料理にコクと色を与え、素材の臭み消しにも使われます。

スリランカスパイス:ターメリック(Turmeric/ウコン)

抗菌作用や肝機能改善など健康効果も高く、古くから染料や漢方としても利用されてきました。スリランカでは乾燥根茎やパウダーが市場で安価に手に入ります。

シナモン(Cinnamon/シナモン)

スリランカが誇る世界最高品質のスパイス。甘く上品な香りで、カレーやデザートの風味付けに幅広く活躍します。

身体を内側から温め胃の不調を和らげる効果もあり、食べ過ぎた日の一服にも◎。現地ではスティック状の樹皮や粉末が売られており、「セイロンシナモン」の名で親しまれています。

ブラックペッパー(Pepper/胡椒)

「スパイスの王様」の異名を持ち、世界で最も使用されるスパイス。ピリッとした辛味成分ピペリンが食欲増進・血行促進に効果的で、冷え性対策にもなります。

スリランカスパイスブラックペッパー(Pepper/胡椒)

スリランカ産の黒胡椒は粒が小さく香りが強いのが特徴。ホールでもパウダーでも手軽な価格で購入可能です。

カルダモン(Cardamom/カルダモン)

芳香の強いさわやかな香りの実。「スパイスの女王」と称され、少量で料理全体に清涼感を与えます。

スリランカスパイス:カルダモン(Cardamom/カルダモン)

油っこい料理の後口を軽くし、脂肪燃焼を助ける効果もあるため、現地では揚げ物好きに好まれます。高価なスパイスですが、ぜひ少量でも本場の香りを試してみてください。

クローブ(Clove/丁子)

ちょうど釘のような形をした乾燥つぼみ。甘さの中にスパイシーさとほろ苦さを兼ね備え、肉料理やお菓子の香り付けに使われます。

スリランカスパイス:クローブ(Clove/丁子)

強い殺菌・鎮痛作用があり喉の痛みに効くと言われます。スリランカ産は香りが特に高いと評判で、お土産にも人気です。

ナツメグ(Nutmeg/肉荳蔲)

常緑樹の種子を乾燥させたスパイス。外種皮はメースと呼ばれ、内側の核がナツメグです。

スリランカスパイス:ナツメグ(Nutmeg/肉荳蔲)

甘い芳香で肉料理の臭み消しや焼き菓子の風味付けに使われます。腸の働きを高め体を温める効果があり、消化不良の時に用いる家庭もあります。粉末での購入が一般的です。

ほかにもクミン(Cumin/薫ぜり)やフェヌグリーク(Fenugreek/メティ)といったカレーには欠かせないスパイス、マスタードシード(Mustard/芥子粒)は現地で野菜の炒め物に頻用されます。

ラクシャン

またカレーリーフやランペ(パンダンリーフ)といったハーブ類もスリランカ料理特有の香りを生み出す重要な存在です。旅行中に市場やガーデンでこれらの名前を聞いたら、「あれが例のスパイスか!」とぜひ手に取ってみてください。

スリランカカレーと秘伝のスパイスミックス「トゥナパハ」

スリランカ料理の中心は何といってもカレーです。そしてその美味しさを支える影の主役が、独自のミックススパイス「トゥナパハ」(Thuna paha)と呼ばれるカレーパウダー。

スリランカカレーと秘伝のスパイスミックス「トゥナパハ」

【トゥナ(තුන)】はシンハラ語で「3」、「パハ(පහ)」は「5」を意味し、文字通り3~5種類以上のスパイスを配合したパウダーを指します。

英語では単に「curry powder(カレーパウダー)」とも呼ばれ、各家庭やメーカーによって配合は様々です。

※上記はある製品例の配合で、実際には配合や材料は作り手ごとの秘伝です。基本の3種(コリアンダー・クミン・フェンネル)に加え、カレーリーフやシナモンなどを好みで加えます。

トゥナパハには大きく2種類あり、「アム・トゥナパハ」(生=未焙煎)と「バダプ・トゥナパハ」(焼いた=焙煎)があります。

一般に野菜カレーには未焙煎のアム・トゥナパハ、肉や魚のカレーには香ばしい焙煎トゥナパハを使うのが基本です。

ラクシャン

焙煎の有無で風味が大きく変わり、特に焙煎タイプ(シンハラ語ではバダプ・トゥナパハ)は濃厚でコクがあり、肉の旨みに負けない強い香りをカレーにもたらします。

実際にスリランカの家庭では、ホールスパイスを一から乾煎りして粉に挽き、自家製トゥナパハを作るところもあります。スパイスガーデンなどではシナモンの樹皮を剥く作業や、鉄鍋で種子を煎る実演を見ることもでき、その芳醇な香りに思わずお腹が鳴るかもしれません。

さつき

旅行者向けには、市販のトゥナパハ粉末を購入するのが手軽です。有名食品メーカー「Ma’s」社のカレーパウダー(未焙煎)やローストカレーパウダーは、現地のスーパーやショールームで小袋から大容量まで入手できます。

日本でも神戸のスリランカ料理店「カラピンチャ」さんなどが現地から取り寄せ販売しています。ぜひ本場のカレーパウダーを持ち帰り、帰国後は家でスリランカカレー作りに挑戦してみましょう!

スリランカ旅行でスパイスを買うには?市場&スパイスガーデン体験

スリランカでスパイスを手に入れる主な方法は大きく分けて3つあります。

1つ目は地元の市場やスーパーで購入する方法、2つ目はスパイスガーデン(香辛料園)のツアーで購入する方法、3つ目は街中の専門店や土産物店で買う方法です。それぞれの特徴や注意点を解説します。

地元マーケット・スーパーでスパイス調達

コロンボやキャンディなど主要都市の市場では、多彩なスパイスが量り売りや小袋で並んでいます。

例えばキャンディの中心部にあるマーケットでは、カラフルな香辛料の山が目を引き、シナモンやクローブ、カレーリーフの爽やかな匂いが充満しています。

さつき

「これ何?」と尋ねれば店主がおすすめの使い方を教えてくれることもあり、まさに五感で楽しむショッピングです。市場価格は総じて安く、シナモンパウダーなら50gあたり数百円程度、ブラックペッパーも100gで数百円~千円以下と日本より割安です。

ただしカルダモンやバニラなど高級スパイスはそれなりの値がします(例:カルダモン100gで1,000円超)ので、量と予算に合わせて購入しましょう。

スーパーマーケットで買うのも安全・便利な方法です。コロンボ市内なら大型スーパー「Arpico(アルピコ)」「Cargills Food City(カーギルズ)」などでスパイスコーナーをチェックしてみてください。

アルピコでは多数のメーカーのスパイスが棚一面にずらりと並び、一度に色々な種類を買うのに適しています。

ラクシャン

コロンボシティセンター地下のカーギルズでは小分けパックの商品が多く、少量ずつ試したい旅行者にもぴったりです。価格表示もしっかりしており、観光客価格に上乗せされる心配がないのもスーパー利用のメリットです。

スパイスガーデンでの体験と注意点

スリランカ観光で人気なのがマータレー(Matale)などに点在するスパイスガーデン訪問です。森のように生い茂る園内でシナモンやコショウの木、バニラの蔓など様々なスパイス植物を見学でき、ガイドが日本語で効能や栽培法を説明してくれることもあります。

スリランカのスパイスガーデン
ラクシャン

香りを嗅いだり葉を触ったりと五感でスパイスを学べる貴重な機会で、園内ではスパイスを使ったハーブティー(生姜茶など)の試飲サービスが出ることもあります。

さらにガーデンによってはミニマッサージ体験やアーユルヴェーダオイルのデモンストレーションがあるところも。例えばある園では希望者に5分程度の首肩マッサージを無料で施し、「チップはお気持ちで」と言われたりします。

ちょっとした息抜きになり面白いですが、あとでしっかりチップ(数百円程度)を請求されることもあるので、受けるかどうかはお任せします。

ひと通り案内が終わると、最後にはお待ちかねのショップでお買い物タイムです。

ここでは園自家製のスパイスやオイル、クリーム類などが販売されています。ただし要注意!スパイスガーデン併設ショップの商品は概して価格が割高です。

日本円換算で一瓶数千円するダイエットサプリや美白クリームなど「ここでしか買えない」魔法の薬的なものを熱心に勧められるケースもあります。

現地参加者によれば、「痩せる」「シミが消える」といった謳い文句につい買いたくなるが、同成分のものがネットでずっと安く買えそうなので自分は何も買わなかった、という声もありました。

つまり、スパイスガーデンは観光体験としては◎、買い物は冷静にというスタンスが吉です。

他にも「説明自体は興味深いが商品は市価の10倍以上した」「典型的なツーリストトラップ」といった辛口評価も聞きます。

さつき

もちろん中には適正価格のお店もありますが、見極めが難しいので、欲しいスパイスがあればまずスーパーや市場価格を把握してからガーデンに行くとよいでしょう。

もしスパイスガーデンで気に入った商品があっても、すぐ決めず一旦保留して「街に戻ってから他で探す」くらいの慎重さがおすすめです。

とはいえ、ガーデンでの説明やデモは貴重ですし、滅多に見られないスパイスの樹木や栽培工程を間近に観察できる点では訪問する価値は大いにあります。

地元料理の試食を出してくれる園もあり、スパイス好きにはたまらない体験でしょう。「見る・嗅ぐ・味わう」を一度に楽しめる多感覚的なアトラクションとして、上手に活用してください。

その他のスパイス購入スポット

上記以外にも、都市部のスパイス専門店や土産物店で買う方法もあります。例えばコロンボのセレクトショップ「Urban Island(アーバンアイランド)」では、おしゃれなパッケージ入りのオーガニックスパイスが揃っています。

お土産に映えるデザインで、茶葉で有名なグリーンフィールド社の製品など品質も折り紙つきです。

またコロンボや主要都市のGood Marketと呼ばれるオーガニック市場では、現地農家直送のオーガニック食品が手に入ります。スパイスの種類自体は多くありませんが、有機シナモンやペッパーを探している人には良いでしょう。

スパイス以外に、合わせて手に入れたいのがモルディブフィッシュです。これは鰹節をさらに発酵・乾燥させたような独特の乾物で、スリランカカレーの隠し味によく使われます。市場や一部スーパーで売っていますので、余裕があればチェックしてみてください。

モルディブフィッシュはスリランカカレーの隠し味に

まとめると、スリランカでスパイスを買うなら「スーパーで基本を押さえ、市場で珍しい物を探し、ガーデンでは体験を楽しむ」のがおすすめのスタイルです。次章では、日本に帰ってからスリランカのスパイスや関連商品を手に入れる方法を見ていきましょう。

スリランカ発のスパイスティーを楽しもう!現地で人気の健康茶

スリランカ旅行でスパイス好きにぜひ試して欲しいものの一つが、スパイスティーです。

紅茶の国スリランカではありますが、実は茶葉を使わないハーブ&スパイスブレンドの伝統茶も親しまれています。その代表が「サマハン(Samahan)」と呼ばれるインスタントのアーユルヴェーダティーです。

「サマハン(Samahan)」と呼ばれるインスタントのスリランカアーユルヴェーダティー

サマハンは14種類ものスパイスとハーブ(コリアンダー、リコリス、ジンジャー、黒コショウ、クミン etc.)をキビ糖とブレンドした粉末飲料で、お湯に溶かすだけで手軽に飲めます。

さつき

一見ただの甘い生姜湯にも思えますが、飲むとピリッと爽快な刺激が喉に広がり、体の芯からポカポカと温まります。実際、冷え性対策や風邪のひき始めによいとされ、スリランカでは1000年以上前から一般家庭で愛飲されてきました。現在でも月に300万包以上が消費されている国民的健康茶です。

特徴はノンカフェインであること。茶葉を使っていないため、就寝前に飲んでも眠りを妨げません。スパイスの力で体調を整える「飲むアーユルヴェーダ」とも言えるでしょう。

現地のスーパーや薬局では10包入り~大箱まで売られており、お土産にも適しています。価格も1包あたり数十円程度と手頃です。

ラクシャン

「スパイスティー」という名前ですが、もちろん通常のセイロン紅茶にお好みでスパイスを加えて飲むのも現地流の楽しみ方です。たとえばキャンディでは、紅茶に生の生姜やシナモンスティックを入れたピリッとしたジンジャーティーが喫茶店で定番メニューになっています。

さらに南アジア風にカルダモンやクローブを少量入れ、ミルクと砂糖を加えれば簡易マサラチャイの出来上がり。スリランカではインドほどスパイス入りミルクティーは一般的ではありませんが、観光客向けのカフェでは提供している所もあります。

旅先でお気に入りのスパイスティーに出会ったら、日本に帰ってからもぜひ取り寄せて続けてみてください。寒い季節や風邪気味のとき、スパイスの香りと共に南国スリランカの思い出が蘇ってくるかもしれません。

スリランカスパイスの通販・お取り寄せ情報

「もっと買っておけばよかった!」と帰国後に後悔しないために、スリランカスパイスの入手方法(通販)も押さえておきましょう。近年は日本に居ながらにして本場のスパイスを取り寄せる手段が増えています。

日本国内で買えるスリランカスパイス

まず、日本の輸入食材店や通販サイトを活用する方法があります。有名どころでは楽天市場やAmazonで「スリランカ スパイス」を検索すると、セイロンシナモンやカレーパウダー、サマハンティーなど多数の商品がヒットします。

例えば有機栽培のセイロンシナモンパウダー100gが1000円前後、サマハンの30包セットもネットで購入可能です。日本国内発送なら数日で届くので手軽です。

さつき

また、冒頭でも触れた神戸の「スパイス☆カラピンチャ」のように、スリランカ料理店が直輸入したスパイスをオンライン販売しているケースもあります。

カラピンチャではセイロン産のホールスパイス類から、先述のトゥナパハ(カレーパウダー)やレトルトカレーペースト「カレーの壺」シリーズまで幅広く取り揃えています。品質重視派の方はこうした専門店の通販を利用すると安心でしょう。

他にも、日本在住のスリランカ人シェフが運営する通販サイトなども登場しています。例えばとあるオンラインショップでは、現地から新鮮なスリランカカレースパイスセットを直送するサービスを行っています。

ラクシャン

注文を受けてからスリランカの提携会社に発注し、挽きたてのスパイスを空輸して届けてくれるため香りが段違いとの評判です。各種セットにはスリランカ家庭のレシピも付属しており、本格カレー作りをゼロからサポートしてくれます。

現地メーカー直販・海外通販を利用

スリランカ国内の有名スパイスメーカーが海外発送に対応している場合もあります。例えば老舗のMA’sRuhunu Foodsといった企業は、自社サイトや大手通販サイト経由で国際配送を受け付けていることがあります(送料は要確認)。

スリランカ政府の輸出局が運営する公式サイトでは、主要スパイス輸出業者の一覧やオンライン購入情報も掲載されています。英語対応となりますが、まとまった量を現地価格で入手したい場合は直接問い合わせてみるのも一案です。

加えて、紅茶ブランドの中にはスパイスを扱うところもあります。Mlesna(ムレスナ)Dilmah(ディルマ)といった有名紅茶メーカーは、シナモンティー用のシナモンスティックやスパイスセットを商品ラインナップに持っています。

日本の正規代理店や直営カフェで購入できることもあるので、紅茶好きの方はチェックしてみてください。

通販利用時のポイント

最後に、通販でスリランカのスパイスを購入する際のポイントをまとめます。

  • 原産国表示を確認: シナモンは「セイロンシナモン(Ceylon Cinnamon)」と明記されたものがおすすめ。安価なカシアとのブレンド品もあるため、純度100%かどうかチェックしましょう。
  • 鮮度と保存方法: 粉末よりホール(原形)のままの方が香りが飛びにくいです。可能ならホールを買い、自宅で使う分だけ挽くと香り長持ち。湿気に注意し、密閉容器で保存を。
  • 送料と輸送: 海外直送の場合、送料が割高になりがちです。必要なものをまとめ買いして送料節約を。到着まで数週間かかることもあるので余裕を持って注文しましょう。

通販を上手に利用すれば、日本にいながらいつでもスリランカの香りを楽しめます。「あの時のカレーの味が忘れられない…」と思ったら、ぜひお取り寄せして自宅キッチンで南国気分を再現してみてください。

さつき

以下では、代表的なスパイスについて価格目安効能入手場所を比較できる表を掲載します。現地購入や通販の際の参考にしてください。

スクロールできます
価格目安スパイス名効能・特徴主な入手場所
約¥200〜300/50gセイロンシナモン発汗・抗菌作用で体を温め消化を助ける。甘く上品な香りで料理から菓子まで万能。コロンボのスーパー(例: Arpico)やキャンディ市場。Urban Island等で有機品も。
約¥150〜300/50gターメリック抗炎症・抗菌作用で「天然の抗生物質」とも称される。料理の色付けとコク出しに必須。全土の市場・スーパーで安価。パウダー状態で販売、湿気厳禁。
約¥300〜500/100gブラックペッパーピペリンによる血行促進・抗酸化で冷え性改善。世界一使用されるスパイス。マータレー等のスパイスガーデン、各地市場。スーパーでは粒・粉共に小袋入り。
約¥500〜800/100gクローブ強力な殺菌・鎮痛作用で歯痛緩和にも。甘くスパイシーな香りは肉料理の隠し味に。キャンディ市場や土産物店で量り売り。ホールで購入し必要分を粉砕すると香り◎。
約¥1200〜2000/100gカルダモン健胃・脂肪燃焼効果が高く、口臭予防にもなる芳香スパイス。少量で爽やかな香り。高価なのでスーパーの小瓶入りや専門店で少量購入。質重視なら有機認証品を。
約¥800〜1500/100gナツメグ&メース鎮静・駆風作用で胃腸に優しい。甘い香りでスイーツやホワイトソースに。スーパーでは粉末小瓶入り、マーケットではホール購入可。メースは希少で高価。

※上記価格は現地物価や国際相場により変動します(2025年時点目安)。特にカルダモンやバニラなど輸出品は国内でも高値ですのでご承知おきください。

まとめ:スリランカのスパイスで旅も食卓も豊かに!

  • スリランカは香辛料の一大産地であり、シナモンを筆頭に高品質なスパイスが豊富。辛さだけでなく芳醇な香りと奥深いコクが特徴です。
  • 歴史的にスパイス貿易で栄えた背景があり、現在も輸出の重要品目となっています。特にセイロンシナモンは世界市場の約90%を占める一大ブランド。
  • 代表的スパイスにはターメリック、シナモン、ペッパー、カルダモン、クローブなどがあり、それぞれに健康効果(抗酸化、消化促進など)が期待できます。アーユルヴェーダでも日常的に活用される食薬一体の存在です。
  • 「トゥナパハ」と呼ばれる独自のカレーパウダーはスリランカ料理の肝。未焙煎と焙煎の2種類があり、料理に合わせ使い分けます。複数のホールスパイスを自家焙煎して作るこだわりもスリランカならではです。
  • スパイスの買い方は、スーパーや市場で安価に入手するのが基本。スパイスガーデンは見学として楽しい反面、製品は高額になりやすいので要注意。都市の専門店では高品質なオーガニック製品も入手できます。
  • スパイスティー(サマハン)は旅行中ぜひ試したい名物飲料。14種のスパイスブレンドで体を芯から温め、風邪予防にも◎。お土産にも喜ばれます。
  • 通販を活用すれば帰国後もスリランカの香りを楽しめるので安心。国内のネット通販や専門店直販でセイロンシナモンやカレーパウダー、サマハン等が手に入ります。品質表示を確認し、鮮度管理に気を付けて末長く活用しましょう。

スリランカ旅行では、五感でスパイスを堪能することで記憶に残る体験ができるはずです。現地でお気に入りを見つけたら、お土産や通販で入手して日本の食卓でも南国の風を吹き込んでください。

さつき

スパイスの世界に飛び込めば、きっとあなたの旅が一段とスパイシーに豊かになることでしょう! 🎉

おわりに:スリランカ旅行を最高のものとするために!

紅茶の丘を抜け、レトロな列車で霧の高原へ――
世界遺産8カ所・サファリ・ビーチリゾート・本場アーユルヴェーダ。北海道より小さな島にすべてが詰まった宝石箱、それがスリランカです。

 

 

ところが鉄道や長距離バスは本数も座席も限られ、遅延は日常茶飯事。「移動で1日終わった…」 そんな声も少なくありません。

 

そこで私たち日本人旅行者が選んでいるのが 専用タクシーチャーター。ホテル前から世界遺産のゲートまでドアツードア、荷物は車に置いたまま観光できるから、限られた休暇でも朝から夜までフルに遊べます。しかも1台あたりの料金なので、2人以上なら公共交通より割安になるケースも。

 

✔︎それなら〈Sri Lanka Taxi Service〉一択!

________________________________________________________

7年連続 日本人利用実績 No.1(口コミ500件超)
距離・時間無制限&追加料金ゼロ─明朗コミコミ価格で後精算なし
前日までキャンセル無料─急な予定変更も安心
厳選ドライバー&政府許認可─全員プロガイド!英語/日本語対応OK
日本語ヘルプデスク&医療サポート─現地にて旅先トラブルを即解決

「荷物も心配も車に預けて、観光だけを楽しめた」
「ルート無料相談で“効率×絶景”プランを組んでもらえた」
そんなレビューが後を絶たないのも納得です。

✔︎今すぐ無料見積もりを!

✅ 申込フォームは30秒、日本語でOK
✅ 24時間以内に専任スタッフが最適ルートと料金を返信
✅ 空港送迎から周遊6日間まで自由自在

残り今週出発枠わずか → 迷った瞬間がチャンスです。
下のボタンをクリックして、移動のストレスをゼロに。

 

“移動時間”を“感動時間”へ変えて、あなたのスリランカ旅を 100%満足 に仕立てましょう。

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次