
「スリランカ ホエールウォッチング」は、30代のご夫婦とお子さんの日本人家族にもピッタリのエキサイティングなアクティビティです。
南アジアの楽園スリランカの青い海では、なんと地球最大の生物であるシロナガスクジラに出会えるかもしれません!


本記事では、家族旅行目線でスリランカのホエールウォッチングの魅力と楽しみ方を詳しく解説します。世界トップクラスとも評されるスリランカのホエールウォッチングを、安全に快適に体験し、家族で一生の思い出を作りましょう。






スリランカのホエールウォッチングの魅力とは?
スリランカはホエールウォッチング(クジラ&イルカウォッチング)が盛んな国です。
その最大の魅力は、見られる海洋生物の種類の豊富さにあります。
シロナガスクジラやマッコウクジラといった世界最大級のクジラはもちろん、ニタリクジラやザトウクジラなど様々な種類のクジラ、そして可愛らしいイルカの群れにも高確率で出会えます。


運が良ければ最強の海洋生物と呼ばれるシャチが現れることもあるほどで、スリランカの海の生態系の豊かさには驚かされるでしょう。
中でも注目はシロナガスクジラです。


成長すると全長20m、体重100トンにもなる地球最大の生物であり、スリランカ周辺のインド洋には比較的浅い海域にも姿を現す「ピグミーシロナガスクジラ」という亜種が生息しています。


このシロナガスクジラに野生環境で出会えるスポットは世界でも限られており、スリランカはその中でも世界有数のホエールウォッチングスポットとして知られています。
しかもイルカも一緒に見られるため、大人も子供も大興奮間違いなしです。ときには人懐っこいイルカが自ら船に近づき、一緒に泳ぐような姿を見せてくれることもあります。



また、ホエールウォッチングの成功率(遭遇率)の高さもスリランカならではです。シーズン中であればかなり高い確率でクジラに会うことができるとされ、例えば南部のミリッサでは80~90%という驚異的な遭遇率が報告されています。
中国の旅行メディアによれば「12~4月のミリッサでは観鲸率(クジラ遭遇率)が最大99%に達する」との声もあるほどです。野生動物相手に「絶対」はありませんが、それでもスリランカなら高確率でクジラやイルカに出会える期待が持てるのは大きな魅力です。
家族で参加するホエールウォッチングでは、お子さんにとっても貴重な学びと感動の機会となるでしょう。
大海原で巨大なクジラが潮吹きをする姿や、船と並走してジャンプするイルカの姿は、大人でも言葉を失うほど感動的です。親しみやすいイルカから想像を超えるサイズのクジラまで、一度に見られるスリランカのホエールウォッチングは、まさに家族みんなで楽しめる海のサファリなのです。


ホエールウォッチングはどこで出来る?季節とエリア早わかり
スリランカでホエールウォッチングが楽しめる主なエリアは、大きく3つあります。
- 南部沿岸(ミリッサ周辺) – 冬季(11月~4月)がベストシーズン。特に世界遺産の街ゴール近郊の港町ミリッサが有名です。シロナガスクジラの目撃率が非常に高く、ホエールウォッチングの代名詞的スポットになっています。
- 北東部沿岸(トリンコマリー周辺) – 夏季(5月~10月)がシーズン。美しいビーチリゾートでもあるトリンコマリー沖でクジラが見られ、南西部のオフシーズンに代替として人気です。
- 北西部沿岸(カルピティヤ周辺) – 冬季(12月~4月)がシーズン。イルカウォッチングの名所として知られ、条件が良ければクジラも見られます。
スリランカのクジラたちは季節に応じて島の周囲を回遊しています。5~10月頃は東海岸にクジラが多く、11~4月頃になると南西海岸に移動するというサイクルです。このため、見る場所も季節によって変わります。以下に主要スポット3ヶ所の特徴をまとめました。
エリア(主な拠点) | ベストシーズン | 見られる主な生き物 | クジラ遭遇率※ |
---|---|---|---|
南西海岸(ミリッサ周辺) | 11月~4月(特に1~3月) | シロナガスクジラ、マッコウクジラ、イルカなど | 80~90% |
北東海岸(トリンコマリー周辺) | 5月~10月(特に6~9月) | シロナガスクジラ、マッコウクジラ、イルカなど | 70~90% ※5~7月 |
北西海岸(カルピティヤ周辺) | 12月~4月(2~3月に好機) | イルカ(数百~数千の群れ)、マッコウクジラ、ニタリクジラ等 | クジラ遭遇率は低め イルカは高確率 |
※遭遇率は各種情報を基にした目安。野生生物のため確約ではありません。



上の表のとおり、一年のうちいつ行ってもスリランカのどこかでホエールウォッチングが可能です。
ただし各スポットでベストシーズンが異なるため、旅程を組む際は注意しましょう。それでは主要スポットごとに、詳しい特徴や家族連れに嬉しいポイントを紹介します。


ミリッサでホエールウォッチング(南部) – シロナガスクジラに出会える人気スポット
ミリッサ(Mirissa)はスリランカ南部の小さな港町で、ホエールウォッチング発祥の地とも言われる定番スポットです。
首都コロンボのある西海岸から高速道路で約2.5~3時間、観光拠点のゴールからは車でわずか30~40分とアクセスもしやすく、家族旅行のプランにも組み込みやすい立地です。


ミリッサ沖合のドンドラ岬付近は、インド洋を回遊するクジラの通り道として知られています。
そのため11月~4月のシーズン中は高確率でクジラに出会え、特に1~3月はシロナガスクジラ目撃率80~90%とも言われるピークシーズンです。



実際にこの時期に訪れた旅行者からも「早朝6時に港を出航し、沖合1時間ほどでクジラと遭遇できた」「潮吹きを上げる巨大なシロナガスクジラに感動した」という声が多数あります。
ミリッサ発のツアーではシロナガスクジラ以外にも、運が良ければマッコウクジラやザトウクジラなど複数種類のクジラに出会える可能性があります。またイルカとの遭遇率も高く、船首波に乗って遊ぶイルカの群れは子供たちにも大人気です。


まさに「クジラもイルカも一度に見られる」夢のような体験ができるのがミリッサなのです。



現地には多数のホエールウォッチングツアー会社があり、毎朝港から大小さまざまな船が出航していきます。ツアー料金は大人1名あたり約50ドル前後(約7,000~8,000円)で、子ども料金を設定している会社もあります。
例えば老舗で評判の良いRaja & the Whales社では、大人(12歳以上)20,000スリランカルピー、子ども(5~11歳)10,000ルピー、5歳未満は無料という価格設定です。
料金には政府許可料や軽食(朝食)・ドリンク代が含まれ、船上で撮影されたクジラの写真データも後日無料提供されるなど、家族連れには嬉しいサービスもあります。



家族連れでミリッサのツアーに参加するポイントとしては、まず船のタイプ選びが挙げられます。船酔いしやすい方や小さなお子さん連れの場合は、定員の多い大きめのボートを選ぶと良いでしょう。
実際参加者の話を聞くと、「隣の小型ボートは激しく揺れてずぶ濡れ状態。あれでは酔うだろう…」という声があり、大型船の方が安定感があり安心です。


一方で小型ボートは乗客が少なく船体が低いぶんクジラとの距離が近いという利点もあります。それぞれ一長一短なので、家族の体調やお子さんの年齢に合わせて選択すると良いでしょう。
トリンコマリーでホエールウォッチング(東部) – 夏休みシーズンに楽しめる穴場
トリンコマリー(Trincomalee)はスリランカ北東部に位置する港町で、5月~10月にホエールウォッチングが楽しめるスポットです。


東海岸一帯は「スリランカで最も海が美しいエリア」とも言われるほど透明度の高い紺碧の海と白砂のビーチが広がり、クジラ以外にもシュノーケリングやダイビングなどマリンレジャーが充実しています。
トリンコマリー沖でもシロナガスクジラやマッコウクジラに出会うことができます。



南西部のミリッサと比べるとクジラの個体数はやや少ない傾向とされていますが、それでもシーズン中は比較的高い遭遇率を維持しています。
とりわけ5~7月頃はクジラの通り道となり、90%近い確率で見られるという情報もあります。実際、トリンコマリーでは毎年シロナガスクジラやマッコウクジラの目撃報告があり、群れ(スーパーポッド)で現れることも確認されています。


アクセス面では、トリンコマリーはコロンボから車で7~8時間と遠く、文化三角地帯(シギリヤなど)からでも約2時間かかるため陸路移動は長旅になります。





小さなお子さん連れで長距離移動が心配な場合は、コロンボ空港から国内線航空機でトリンコマリーまでひとっ飛びする方法も検討できます(空路なら約1時間)。
観光客の多い南部と比べると東部は訪れる人も少なめで穴場感があります。夏休みシーズン(日本の7~8月)にスリランカ旅行を計画しているご家族には、このトリンコマリーでのホエールウォッチングがベストチョイスになるでしょう。
なお、トリンコマリー発のツアーも基本的には早朝出航・所要3~4時間程度です。



料金は大人1名あたり約40~60ドルが目安で、こちらも子ども料金の設定がある場合があります。東部は戦争の影響で観光開発が遅れていましたが、近年ホエールウォッチングも徐々に注目を集め始めています。
人混みを避けてゆったりクジラを見たいファミリーには、東部の穏やかな海でクジラを探す体験もきっと素晴らしい思い出となるでしょう。
カルピティヤでイルカ・ホエールウォッチング(北西部) – イルカの大群に大興奮!
カルピティヤ(Kalpitiya)はスリランカ北西部に位置するエリアで、ドルフィンウォッチング(イルカウォッチング)の名所として知られています。


ベストシーズンは12月~4月頃で、特に2~3月は沖合に餌が豊富になる関係でイルカやクジラの活動が活発になる時期です。
カルピティヤ最大の魅力は、何と言ってもイルカの遭遇率とその数の多さです。
ここではスピナードルフィン(ハシナガイルカ)の大群に出会えることで有名で、その規模は「数百頭が一斉にジャンプする様子が見られる」「場所によっては数千頭規模の群れになる」とも言われています。



実際にカルピティヤでイルカウォッチングをした人からも「文字通り360度イルカだらけ!」「何百というイルカが船についてきて感動した」といった体験談が聞かれます。
イルカたちは船首波に乗って遊んだり、スピンジャンプ(回転ジャンプ)を繰り返したりとサービス精神旺盛で、その愛らしい姿に子供たちは歓声を上げるでしょう。
一方、カルピティヤでもクジラが全く見られないわけではありません。特にマッコウクジラ(全長11~18mの大型のハクジラ)を狙う場合、カルピティヤ沖は意外な穴場とされています。



12月~4月のシーズン中、条件が良ければ3回に1回程度の割合でマッコウクジラに遭遇できるとのデータもあり、3~4月には複数頭のマッコウクジラの群れが確認された例もあります。
他にもニタリクジラ(ミンククジラ)が時折見られることがあり、運が良ければ北西部でもクジラを見るチャンスはあります。ただしシロナガスクジラはカルピティヤでは非常に稀で、目撃例があっても海況の関係で一般ツアーでは狙えないようです。
カルピティヤへのアクセスは、コロンボから車で3~4時間程度と比較的近いです。周辺は手つかずの自然が残るエリアで、美しいサンゴ礁のあるバリリーフでのシュノーケリングや、カイトサーフィンの名所としても知られています。観光地化された南部とはひと味違うローカルな雰囲気も魅力でしょう。



「子供にたくさんのイルカを見せてあげたい!」というご家族には、このカルピティヤでのドルフィン&ホエールウォッチングがうってつけです。
クジラ遭遇率はミリッサほど高くないものの、ほぼ確実にイルカには会えると言われていますので、十分に満足できる体験となるはずです。
カルピティヤ発ツアーも朝方の出航が一般的で、所要時間は約3~4時間です。料金は大人1名あたり約40ドル前後が目安で、貸切ボートをチャーターするプランなどもあります。
なおカルピティヤ周辺には野生のジュゴン(人魚伝説で有名な海牛)が生息するとも言われ、実際にホエールウォッチング中に何度か目撃された記録もあるそうです。遭遇は稀ですが、もし見られたら超ラッキーですね。


ツアー参加前に知っておきたい準備・持ち物・注意点
家族でホエールウォッチングに出かける際、事前にいくつか準備や心得を押さえておくと安心です。早朝の出発から船酔い対策、服装・持ち物まで、快適に楽しむためのポイントをまとめます。
出航時間と所要時間
スリランカのホエールウォッチングは基本的に早朝5~6時頃に港を出発します。朝のうち海が比較的穏やかな時間帯を狙うためで、家族みんな早起きは大変ですが頑張りましょう。
ツアーの所要は約3~4時間が一般的で、午前中いっぱいで港に戻ります。午後は他の観光に充てられるのも嬉しい点です。
ただし状況によってはクジラを探して航行時間が延びる場合もあり、場合によっては5~6時間以上船上にいるケースも報告されています。



小さなお子さんがいる場合はトイレ(船に簡易トイレがあります)や休憩を適宜とりつつ、無理のない範囲で楽しみましょう。
服装:防寒と防水を忘れずに
赤道に近い南国とはいえ、朝の海上は風が冷たく肌寒いです。
現地旅行会社も「短パン・Tシャツなど軽装は避け、風に吹かれても寒くない服装で参加しましょう」と案内しています。特に出航から日が昇るまではかなり冷え込みますので、薄手でもよいので長袖上着やウインドブレーカーを用意してください。



加えて波しぶきで濡れる可能性も高いです。小型ボートだと水しぶきをモロに被って全身ずぶ濡れ…なんてこともあります。レインコートやポンチョがあると安心ですし、防水のマリンシューズなど滑りにくい靴もベターです。
持ち物:日焼け止め・酔い止め薬など
船上は遮るものがないので、太陽が昇ると強烈な日差しにさらされます。帽子とサングラス、日焼け止め(SPF50+推奨)は必携です。また念のため酔い止め薬も用意しましょう。
沖に出ると船はかなり揺れるため、普段は酔わない人でも酔う可能性があります。特にホエールウォッチング用の観光船は2階建て構造で横揺れが大きくなりやすいため、事前に酔い止めを飲んでおくのがおすすめです。
お子さん用には小児用酔い止めや酔い止めバンドなどを準備しておくと安心ですね。その他の持ち物では双眼鏡があると遠方のクジラも捉えやすいですし、カメラ+望遠レンズがあれば迫力の写真が撮れるでしょう。



もっとも、揺れる船上での撮影は難しいので、船によってはプロのカメラマンが同乗して後日写真を送ってくれるサービスもあります。鑑賞に集中したい場合はプロの写真に任せ、肉眼でしっかりその姿を焼き付けるのも一案です。
安全第一:ライフジャケット着用と体調管理
ツアー会社は基本的に乗船者全員にライフジャケット(救命胴衣)を配布します。着用は必須なので、お子さんにも嫌がらず着せてあげましょう。
船にはクルーが同乗し、安全に配慮して運航しますが、万が一に備えて子供から目を離さないことも大切です。また体調が悪いときの乗船は避けましょう。



特に妊娠中の方や持病がある方は事前に医師に相談するか、場合によっては同行を見合わせる判断も必要です(ツアーによっては妊婦の乗船を断る場合もあります)。
5歳未満の幼児に関しては参加を歓迎する会社もありますが、長時間の船旅は負担が大きいためおすすめはできません。多くのツアー会社では子どもの参加推奨年齢を5~6歳以上に設定しており、小さなお子さんは無料だったり料金が安く設定されている反面、保護者の細心の注意が求められます。
その他のアドバイス
船上では基本的に自由行動ですが、クジラが現れた際は左右どちらに出るか船長の指示があります。あわてず落ち着いて移動し、譲り合って観賞しましょう。
双眼鏡やカメラをお持ちの場合も、お子さんがいる家族は船の上段ではなく下段デッキに陣取る方が安全です。上段は見晴らしは良いですが揺れが強いため、子供連れには下段後方の席が安定していておすすめです。
また長時間のクルーズになる場合、子供が退屈しないよう軽いスナック菓子や飲み物、お気に入りのおもちゃ等をリュックに忍ばせておくと良いでしょう。
ツアーによっては朝食や軽食が提供されますが、子供が食べられるものとは限らないので、持参したものがあると安心です。
スリランカでクジラと泳ぐことはできる?
ところでインターネットで調べていると「スリランカでクジラと泳ぐ」「ホエールスイム」なるキーワードを目にすることがあります。イルカと一緒に泳げる場所は世界にいくつかありますが、クジラと一緒に泳ぐなんて本当にできるのでしょうか?
結論から言うと、スリランカでは法律により一般観光客がクジラと泳ぐ行為は禁止されています。一部、「泳げる」と宣伝している業者も存在しますが、それらは無許可・非合法のツアーです。スリランカの海域でクジラと一緒に泳ぐには政府の特別な許可(研究目的など)が必要であり、無断で海に入れば処罰の対象になりかねません。つまり普通の旅行者が気軽に体験できるものではないのです。
さらに、安全面・倫理面から見てもクジラスイムは非常にリスクが高い行為です。シロナガスクジラやマッコウクジラのような巨体の生物は、一振りの尾びれで人間を簡単に弾き飛ばしてしまいます。
専門家も「野生の象に至近距離で立つ人はいないのに、水中で巨大生物のそばにいることを安全と思ってしまうのは大間違いだ」と指摘しています。



実際、スリランカ北部のトリンコマリーでは違法なホエールスイムツアーが問題となっており、経験の浅い観光客が適切な装備もなく海に投げ出され、クジラに近づこうとして危険な目に遭うケースが報告されています。
また、クジラにとっても人間が近づくことは大きなストレスとなります。近年、保護団体や海洋生物学者からはスリランカ周辺での無法なホエールスイム観光に警鐘が鳴らされており、クジラたちの生息環境を守るためにも規制の順守が求められています。
以上のことから、スリランカで「クジラと泳ぐ」ことは基本的にできないと考えてください。もし「どうしても…」という場合は合法的に許可を取って実施している特別なツアー(研究団体と協力したプログラムなど)があるかどうか調べる必要がありますが、家族旅行で気軽に参加できるものではないでしょう。



代わりに、船の上から安全にクジラを観察できるホエールウォッチングで十分に迫力を味わえます。世界最大のクジラは海に入らずとも、その圧倒的な存在感をもって我々に感動を与えてくれるはずです。
まとめ ~家族で安心して楽しむためのポイント
- スリランカはホエールウォッチング天国:世界最大のシロナガスクジラをはじめ様々なクジラやイルカに出会える。シーズン中の遭遇率も80~90%と非常に高い。
- 季節によりベストスポットが異なる:11~4月は南部ミリッサ、5~10月は東部トリンコマリーが主な観察拠点。旅行時期に合わせて行き先を選ぼう。
- 家族連れは安全・快適第一:朝は冷えるので長袖必須、酔い止めも準備。ライフジャケット着用や子供から目を離さない等、基本的な安全対策を徹底する。
- イルカウォッチングも見逃せない:北西部カルピティヤでは数百~数千のイルカの大群に遭遇可能。クジラが見られなくてもイルカがフォローしてくれるかも。
- 「クジラと泳ぐ」はNG:スリランカでは法律で禁止されており、安全面でもリスクが高い。船上からの観察で十分に迫力を楽しもう。
スリランカのホエールウォッチングは、家族全員にとって忘れられない感動体験となるでしょう。雄大なインド洋でクジラやイルカと出会う瞬間は、お子さんにとっても貴重な自然学習の場になります。
万全の準備をして臨めば、安全にそして心から楽しめるはずです。ぜひ本記事の情報を参考に、ご家族で安心して旅の計画を立ててください。世界最大のクジラが待つスリランカの海へ、さあ出かけましょう!